犯人に告ぐ|MOVIE WALKER PRESS
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犯人に告ぐ

2007年10月27日公開,117分
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豊川悦司が初めて刑事役に挑んだミステリー映画。雫井脩介の同名ベストセラー小説をもとに、メディアを使った大胆な捜査手法で難事件に挑む刑事の苦闘を描く。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

川崎市で連続児童殺害事件が発生。捜査責任者に任命されたのは、6年前の誘拐事件で犯人を取り逃がした巻島刑事だった。テレビ番組に出演した巻島は、犯人に対して挑発的な言葉を投げかけていく。

作品データ

製作年
2007年
製作国
日本
配給
ショウゲート
上映時間
117分

[c]2007「犯人に告ぐ」製作委員会 [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.8
  • ほし★ママ。

    3
    2012/1/6

    幼児誘拐殺人という憎むべき犯罪を扱っていて
    6年間と言う長い期間の捜査が描かれていますが
    犯人逮捕には、ウエイトは置かれていません。
    (マスコミを巻き込む「大事件」と言う設定です。)

    描かれているのは、警察やマスコミ(組織)に
    属する者のエゴと言うか醜さでした。

    自分の保身と出世の為~実際、本部長になる~
    部下や被害者を犠牲にしても平気なTOP(石橋凌さん)
    言動に問題ありの敏腕刑事(豊川悦司さん)に
    一泡吹かせようと画策するキャリア(小澤征悦さん)
    ライバル番組を出し抜こうと
    異性の同級生の下心を利用するのアンカーマン(片岡礼子さん)

    この悪役の男性ふたり~
    石橋さんは、迫力がないけど
    声や雰囲気でまだ伝わってくるのですが
    小澤さんの方は、どうみてもこずるいキャリアには見えないんです。

    さすが!なのは、やっぱり田舎の刑事役の笹野高志さんでした。
    主役刑事のうちに秘めた正義感を引き出しておられました。

    う~ん、配役がイマイチ…
    レンタルDVDで鑑賞しました。

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    ネタバレあり
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  • 晴耕雨読

    3
    2009/5/22

     江戸川乱歩賞を受賞した原作を脚色した犯罪映画ですが、「樹の海」で人間群像劇を演出した瀧本智行監督だけあって本作品も壮大な人間群像ミステリードラマに仕上がっています。TVの2時間刑事ドラマだと所轄警察署がノンキャリア刑事だけの捜査で一件落着するといういい加減な構成が見られますが、本作品ではキャリアとノンキャリアの軋轢や、東京警視庁と神奈川県警の縄張り根性意識もリアル鮮明に描いて好感が持てます。

     冒頭からいきなり誘拐事件のシーンに入りますが、誘拐犯、身代金を持参した家族、東京警視庁と神奈川県警の息詰まる攻防戦に圧倒させられました。撮影は「樹の海」でのスタッフ、柴主高秀が今回も見事なカメラワークと映画技法を駆使して映画をより重厚な作品にアシストしています。

     報道の自由を前面に打ち出し、“人の不幸は蜜の味”と思っている視聴率至上主義のTV局を嘲笑すかのよな場面も多く登場しますが、「ダイハード・2」を彷彿とさせるカタルシスを感じます。

     それにしても豊川悦司(長身でハリウッド映画でも充分に通用する)の存在感が見事だっただけに、風邪をひいたような鼻声で演技した松田美由紀のミスキャストぶりが目立ちました。

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  • takecy

    3
    2009/4/19

    ストーリー的にはあまり目新しさは感じなかった。
    ただキャスティングが良いので飽きずに見ることができた。
    豊川悦司は雰囲気がかなりはまっていた。
    警察やテレビ局関係者の思惑がかなり生々しく表現されている。
    石橋凌や小澤征悦はかなりいやらしさが出ていた。
    さすが。

    劇場型の公開捜査。
    日本ではまずないだろうと思う。
    昔の事件の後悔からの脱却もまたテーマ。

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