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投稿レビュー(36件)怪談は星3つ

「怪談」に投稿されたレビューを
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女心 (投稿日:2011年8月30日)

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私には男心は分からない。
次々出てきては菊之助(役名忘れた)に魅了される女たちの
心は分かるけど。
菊之助は本当は誰が一番好きだったんだろう。
女としては一番最初の黒木瞳であってほしい。
ちょっとした生活の疲れから井上真央に傾いただけだと思いたい。
夫婦になる麻生久美子には同情。
瀬戸朝香は顔に見とれただけ。
そうじゃなくちゃ不埒にもほどがある。
そうじゃなきゃあのラストはつらすぎる。

最後には安堵の地へたどり着いたと思いたい。»ガイドライン違反報告

投稿:があこ

評価:3
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じっとりと攻めてきます (投稿日:2010年12月4日)

じわりじわりと来ます。怖いというよりイヤァな気分が徐々に蓄積してゆく感じ。
観終わった後に「ああ怖かった!」ってスッキリさせてくれないのが和製ホラーの特徴ですね。

一部にせよ効果的にドッキリSEも入ってくるので、劇場で観るとビックリさせられます。
音に弱い私は何度か飛び上がりました(笑)»ガイドライン違反報告

投稿:k-movie

評価:3
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「真景累ヶ淵」 (投稿日:2009年6月27日)

 怪談の古典である三遊亭円朝の「真景累ヶ淵」を原作に、「リング」等で全世界にジャパニーズホラーを紹介した中田秀夫監督が挑戦した意欲作であり、怪談物とということを一瞬忘れてしまうほどの本格的時代劇に仕上がっています。時間的にも人脈的にも大きな広がりを見せる原作を過去の映画化作品では、その一部分を切り取っただけでしたが、今回はかなり通しに近い構成となっています。

 講釈師の一龍斉貞水が高座で話の発端から語り始める講談仕立てのストーリー展開が作品の輪郭をくっきりとさせます。最初の惨劇が展開していく開巻は緊張に満ちた様式美があり期待したのですが、尾上菊之助扮する新吉と黒木瞳が演じる豊志賀の出会う本筋に入ってからは普通のドラマ展開になってしまっています。美しくも恐ろしい演技を披露する黒木瞳と色気さえ漂う尾上菊之助の配役がピタリとはまっているだけに残念でなりません。

 様式性がなければ心理と感情を強調するように描いて欲しいのですが、黒木瞳の美貌の前に遠慮してしまったのか、人間の欲望とピカレスク物語としては上品過ぎる演出になってしまっています。但し、舞台となる江戸・深川の賑わいと陰鬱な下総の対照的な描き方が鮮やかで、不思議な空気感を醸し出す美術はセットとの相乗効果で江戸時代の虚構の空間を楽しめます。
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投稿:晴耕雨読

評価:3
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ひと目ぼれ (投稿日:2008年6月17日)

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ひさしぶりに映画館でロードショーの初日に美しい日本映画を観て感動した。中田秀夫監督作品『怪談』である。
行商の煙草売りの新吉(尾上菊之助)は、江戸の街中で年上の長唄の女師匠・志賀(黒木瞳)と出逢う。
目と目が出会う瞬間、新吉が煙草を勧めるが、志賀は「今日はよしとくわ」と通り過ぎ、新吉との一瞬の別れを惜しむように、くるりと踵を返し、「やっぱ、買わせていただくわ」と新吉から煙草を購う。互いに一目惚れである。
そして、これが志賀の狂おしいほどに切ない愛のはじまりであり、同時にこれから続く因果の物語のはじまりである。
その時、ふいに雪が降り始める。美しい。季節は冬である。二度目の逢瀬は、志賀の家の庇の下で新吉を見つけたときだ。「こんなとこで何をしてるの?大切な煙草が濡れちゃうじゃない。さぁ、この傘におはいんなさい」と傘を差し出す。すると、雨はさらさらとした真っ白な雪に転じる。ああ、なんて美しい恋愛表現なのか。
「この雪でしたら、帰れますんで…」と路地に逃げる新吉、それを追う志賀。二人の恋愛は決定的なものになる。
針医師だった志賀の父親は、侍の新吉の父親に金三十両を貸し、その督促に行ったおりに無惨にも父親に斬り殺され、累ヶ淵の沼底に沈められている。そんな因果の運命を二人は知るよしもない。
そうして、まもなく二人は結ばれる。

ともかくも、新吉を演じる尾上菊之助が、溝口健二作品の中でも私が大好きな『近松物語』(1954年)の長谷川一夫のように艶っぽい。菊人形のようなきれいな顔立ちの、その眼の中にどこか冷酷さを漂わせている。その表情や声がどれもいい。そして、どの画面も、ああこれが美しく艶やかな日本の映画というのだと思わせるほど、きめ細かなじつに質感の深い画面設計と色彩設計がなされている。

季節は巡り、眩しい夏になる。恋に落ちた最近の師匠はおかしいと、長唄の教え子たちが次々に去っていく。その中のひとりにお久(井上真央)もいる。彼女もとてもいい。お久も、じつは新吉に惚れている、だから親に師匠を代えるよう言われても、志賀のもとをなかなかされない。新吉は、志賀の将来を案じ、彼女のもとから去ろうとする。そのことから、諍いになり、志賀は眼の上に化膿するほどの大きな傷を負う。

川開きの花火の夜、ひとり出かけた新吉は橋の袂でお久と出会う。彼女は新吉に顔を向け思いを打ち明けようとする。その言葉を受け取れず、背中を向ける新吉。その時に、江戸の夜に大きな花火が舞う。二人の視線が出逢い、空へと向けられる。カメラは、二人を捉えた太鼓橋の袂から、いっきに上昇し江戸の街並みを俯瞰に捉えながら、散る花火を写し出す。これが、日本映画というものだ。その夜、志賀は焦がれるように息を引き取る。
お久と新吉が故郷に帰る船の上で、「さあ、お食べ」と彼女に微笑ましく果実を差し出す光景も美しい。まるで、東映での加藤泰や山下耕作の任侠映画を観ているようでため息が出る。
それほどに、この映画には美しき日本映画の記憶というものに充ち満ちている。もちろん、中川信夫の傑作『東海道四谷怪談』や加藤泰の『怪談お岩の亡霊』、はたまた三隅研次監督、長谷川一夫主演の『四谷怪談』など言うまでもないだろう。

しかし、これは水の映画監督、中田秀夫の作品である。『リング』や『仄暗い水の底から』でも圧倒的イメージで水が溢れだし、そこで切ないくらいの愛の物語がいつも語られていたではないか。今回も、いたるシーンで美しい水の光景を眼にすることができる。タルコフスキーもまた水のイメージをつねに作品に持つ映画監督だったことを想い出す。

次々に美しい女性たちが、色男の新吉を惚れていき、やがては因果ゆえの死の報いを受けることになる。麻生久美子もいつもながら清楚でじつにいい。また、この映画では唯一悪女を演じる瀬戸朝香もあでな芝居でよかった。
原作は、三遊亭円朝の傑作「真景累ヶ淵」。»ガイドライン違反報告

投稿:Dorothy

評価:5
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怨念って、怖い・・。 (投稿日:2007年9月14日)

怖かったです!
人間の奥底にある怨念が、一人の女を狂わせ、男の人生を狂わせ・・。とにかく怖い。
さずが、中田監督!期待を裏切らなかったという感じ。

黒木瞳の妖艶な美しさが怖さを引き立たせている。
尾上菊之介も、本当に綺麗で美しい。あれでは、惚れない女性はいないのではと思うくらい、美しく女性に優しくて気の付く男。奥さんになった人は、心配だろう。因果や怨念があるにしろないにしろ、女を狂わせる要素があるのではないかと思った。こういうことって、現代にも通じるのでは・・。»ガイドライン違反報告

投稿:ドロシー

評価:4
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L を観る前に (投稿日:2007年9月8日)

 黒木さん 凄い 怨念です。
 彼女をあそこまで、狂わせる
 尾上さんもある意味凄いですが、
 
 黒木瞳さんをあんなに怖く撮れるのは
 中田監督しか、いないと思います
 さすがです 次回作 L も期待してしまうほど良くできている作品でした。
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投稿:たろ

評価:4
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怖いじゃん!! (投稿日:2007年9月4日)

観た方の評判を聞いたかぎりでは
あまり期待できなかったのですが、
女性キャストが魅力的だったのと、
映像の美しさは期待できそうだったので、観てきました。

テレビの宣伝などから受けた印象では、
「怪談」というタイトルではありながらも
それほど怖いお話ではないような気がしていました。

が…

その思い込みは籠のシーンで一変。
そっからは、一緒に観ていた友人とともにビビリまくりでした。
ビビリすぎの自分達にウケちゃう程でした。
私はのけ反るような感じで、座席の背に密着していました。

私はこの映画結構好きです。»ガイドライン違反報告

投稿:チル

評価:4
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尾上様! (投稿日:2007年9月2日)

尾上さん、カッケーーーーー!
女ったらしの物語でした。(違


いやはや、そんなに怖くないかと思いきや、
しょっぱなの脅かしシーンから
既に心臓バックンしました。

黒木瞳も綺麗だね。
綺麗な映画でしたね。

だがしかし、後半は、
時代劇を見ているのかと思いました。»ガイドライン違反報告

投稿:小林さん

評価:3
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珠玉の日本文化! (投稿日:2007年8月29日)

これは、日本国内よりも世界をターゲットとして見据えて造られている感がします。

でも、日本人が観ても十分楽しめる内容です。

中田監督の見せかたはただ怖いだけではなく、文学作品と言ってもいいくらいのシーンもあるクオリティの高いものになってます。

何よりも、尾上菊之助が艶があって色っぽい!
歌舞伎役者独特の“和の艶”というんでしょうか?いい味出してます。

海外市場にもドンドン打って出て欲しい“日本伝統文化”の映画です。»ガイドライン違反報告

投稿:ted

評価:4
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久々の正統派時代劇! (投稿日:2007年8月27日)

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何度も観たくなる豊志賀の家のセット!素晴らしい美術や映像、主張しすぎない音楽、とても丁寧に描かれていて久しぶりに時代劇の艶のあるゆかしい情緒というものを堪能させて貰いました!二時間江戸の街へとタイムスリップした気分!30分も見ていられなかった恐怖の「リング」の中田監督でしたが、おみそれしました!これはもう一回みてもいい!そしてなんたって尾上菊之助の存在感が圧倒的!その華、その佇まいや所作から漂う風情ある美しさ、その声の良さ!その艶!その品格!この映画の江戸情緒溢れる世界はまさに彼によって成立しているというもの!いやあ参りました!彼に☆5つ差し上げます!さすがお竜さん(当時は藤純子)の息子だわ!いや当時のお竜さんより色っぽいかも~。彼を取り巻く女たちがかすんで見える。黒木瞳は嫌いだけれどこの際尾上菊之助以外のキャストなんて、どうでもよかったのかもと思えてくる。まあそれなりに適材適所とは思ったけれど。黒木瞳って情緒なくて色気なくて五人の中では一番ペケだった。以外に良かったのが井上真央、次が役得とも言えるが木村多江、麻生久美子は耐える妻にしては恨みがましい目つきで存在感も希薄。瀬戸朝香は脅しもちょい薄っぺら。やはり昔の女優さんに比べると今は皆安手なのは仕方ないのか。ホラーの味付けもしてみんなが観て楽しめるエンターテイメントな時代劇でした。最後の大殺陣も圧巻!かっこよすぎるぜ菊之助!»ガイドライン違反報告

投稿:昼夜

評価:5
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