松雪泰子
愛子
直木賞作家・藤田宜永の小説が原作の感動ドラマ。新生児のころに誘拐されていたことを知った少年と、その犯人だった女性の温かくもせつない交流をつづる。
※結末の記載を含むものもあります。
裕福だが家族の愛情を感じず、孤独な日々を送る真人。そんな折り、彼は自分が新生児誘拐の被害者だったことと、犯人の女性が沖縄にいることを知る。真人は素性を隠し、彼女が営む食堂で働き始める。
監督
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
原作
脚本
音楽監修
企画
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
共同プロデューサー
共同プロデューサー
共同プロデューサー
撮影
照明
録音
映像
編集
サウンドデザイン
記録
助監督
美術プロデューサー
美術
衣裳
衣裳
装置
音楽プロデューサー
音楽
音響効果
VFXスーパーバイザー
CG
スチール
[c]「子宮の記憶/ここにあなたがいる」製作委員会 [c]キネマ旬報社
先日、家族で久し振りにこの映画を見に行ったのですが、家族で見に行く映画としてはSEXの描写が含まれていておススメできない映画でした。
特に思春期の息子さんをお持ちの方は、夫婦や恋人であればいい作品なのかもしれないです。
松雪泰子さんの役柄の名前を忘れてしまったので、松雪泰子さんとします。
東京から松雪泰子さんを訪ねて青年が沖縄の食堂に会いに来るのですが、なぜ過去誘拐された人が判るのか疑問です。
東京から青年に会いに来た女友達(妊娠している女性)とホテルに泊まってSEXをしたのかも疑問でいます。
この映画の中には、SEXの描写が沢山あります。
(松雪泰子さん夫婦の義理の妹、松雪泰子さん、東京から会いに来た女友達)
イオンの映画館が新しくリニューアルしていたので家族で見に行ける内容だと思っていたのですが、見当外れでした。
成人映画でもおかしくないようなSEXの描写が多い映画でした。
小説での舞台は真鶴だったのに「沖縄」に変更されていたのですが、沖縄の海が綺麗な映像とて視覚に美しく飛び込んでまいりました。
現代の家族の問題が描かれている作品だと思います。母と子の関係が人格を形成される上で非常に重要な役割を果たしているのだと思います。
松雪泰子さんの美しさもこの映画にぴったりのイメージでした。
監督は「ホワイト・アウト」からテレビドラマばかりを撮影されていらしたけれど、この作品は映画にしたいと思ったという心意気で作られただけあって、原作と若干の違いはあっても素敵な作品に仕上がっていました。
佐賀出身でありながらアーバンな雰囲気漂う都会派女優・松雪泰子が、最近はなぜか都落ちした女の役ばかり。しかも今回は、嬰児誘拐の前科がありヤクザもん(寺島進)の後妻という、<がまんしない女>には到底がまんならないキャスティングである。主人公の青年はともかく、スナックのママ(余貴美子)や義理の娘(中村映里子)が沖縄弁で奮闘しているのにも関わらず、松雪や寺島が終始東京弁で通しているのには違和感を覚える。赤ふんどし姿でカメオ出演している東幹久の努力(爆)も報われず、せっかくの美ら海なムードが台無しになってしまっているのだ。
のっけからけなしてばかりだが、自分を誘拐した赤の他人の女に母親の愛情を求めた青年・真人を演じた柄本祐は収穫だった。親父さん(柄本明)同様けっしてイケメンではないのだが、演技や話し方に独特の雰囲気がある役者さんである。ナル男ばかりが目立つ若手俳優陣の中でも異彩を放っているこの若者のおかげで、本作品がお昼のメロドラマに転落する寸前で踏みとどまっているといっても過言ではないだろう。濃厚な濡れ場(美ら海につかるシーンは除く?)もほとんどいってなく、松雪の○○○を期待した男性客は大いにがっかりすることだろう。
広報担当が無理やりつけたような映画タイトルも、よくよく考えるとまったくストーリーには則していない。盗んだ子供に盗まれた女。その絆は“子宮の記憶”などという血縁めいたものではなく、真人と愛子の渇望が生んだ“蜃気楼”ようなものだったはず。2人が別れる浜辺のシーンでジ・エンドにしておけばまだ救われたものの、意味のないひっぱりすぎのラストが、的をはずしたタイトル以上に評価を下げた元凶になっている。