LONDON CALLING ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー|MOVIE WALKER PRESS
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LONDON CALLING ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー

2007年9月8日公開,123分
PG-12
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パンクの雄、ザ・クラッシュを牽引した故ジョー・ストラマー。貴重なライブ映像やレコーディング風景、関係者の証言などを通し、その生涯をたどるドキュメンタリー。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

外交官を父に持ち、少年期を寄宿学校で過ごしたジョー・ストラマー。美術学校に進んだのを機に、彼は音楽活動を始め、やがてザ・クラッシュを結成することになる仲間たちと運命的な出会いを果たす。

作品データ

原題
Joe Strummer: The Future is Unwritten
映倫区分
PG-12
製作年
2006年
製作国
アイルランド イギリス
配給
東北新社
上映時間
123分

[c]Joe Dilworth [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.4
  • 風子

    5
    2008/1/30

    大好きなJoe Strummerの映画を観てきた。

    いっておくが私はパンクに詳しいわけではない。
    セックスピストルズのことなんてほとんどしらないしファンでもない。
    あ、ブルーハーツは大好きだけど
    それはクラッシュと同じニオイがするからだ。

    音楽の話やクラッシュの話は横に置いておく。笑
    (話すすまへん・・・)

    クラッシュなんて誰でも知ってるし私の音楽の人生においても
    大きな影響を与えてくれたことは間違いない。
    でも今回は
    あくまでジョーのことを観た。

    いいとこのお坊ちゃまとして生まれ
    世界を転々と移動
    (ここで人種差別のない心がはぐくまれたんやろうなぁ
    色んな音楽にもふれて・・・)
    思春期には厳しい寮生活
    親は子供に無関心
    寂しさをガキ大将でうさばらし
    世界は不安定
    政治に殺されたお兄ちゃん
    ピストルズに出会って
    今の生活に嫌気がさしてたジョーは
    すべてを棄てて次の人生のステージへ
    次の人生ステージにあがるために
    その都度邪魔なものを棄てていくジョー。
    そして念願の最高の人生のステージにあがった。

    人にはそれぞれ
    「満足」するものがある。
    ジョーはその満足する度合いが
    自分が思ってる度量よりも
    大きすぎたんやと思う。

    自分が正しいと思うものを
    はずれた人を許せなかったり
    小さなことは許せないのに
    誰もが許せないところを
    大きな愛で包める心の広さを持っていたり
    友達の金は絶対盗まないが
    友達の女は寝取れる。
    金に興味はないが
    愛には飢えてたんだろうな。

    とにかくアンバランスだ。

    さみしがりやのくせに
    ひとりの時間がないと生きていけない

    彼は弱くて強い。

    ドラッグにおぼれるような弱いやつを嫌うのは
    きっと自分が強いと信じていた証拠なんだろう。

    彼の根っこには最初につけた名前、ウッディの
    あだ名通りWoody Guthrieがいるなと思った。
    でもあんなに善人には自分はなれないと思ったんだろうなぁ。
    いいとこの家の子やのにって思われるのも
    いいこちゃんて言われるのも
    すごい嫌やったやろなぁって思う。
    だから若い時に改名してんやろうなぁ。
    彼は世界の色んなところに住んだせいもあって
    あたらしいものや場所に飛び込むことに違和感がなかったんだろうな。
    むしろあたらしいものに刺激を受けて自分が何かを吸収することが
    好きだったんだったと思う。

    最後の方で死ぬ2日前にジョーがクリスマスカードを描いてたんだけど。
    島で炎を囲んでみんなが会話しながら楽しくしてる姿が浮かぶような絵
    だった。シンプルな生活。そこにあるのはおだやかで温かい心だけ。

    極端に欲とか邪悪なものを嫌って
    そういうものと真剣に戦って生きてた人やと思う。

    12月23日に死んじゃったジョーはきっと神になったんだろう。

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