こわれゆく世界の中で|MOVIE WALKER PRESS
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こわれゆく世界の中で

2007年4月21日公開,119分
PG-12
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「イングリッシュ・ペイシェント」の名匠アンソニー・ミンゲラによるラブストーリー。不確かな日常の中で心のよりどころを求める男女の姿を誠実に見据えていく。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ロンドンの気鋭建築家ウィルのオフィスが窃盗団に荒らされる。犯人である少年の美しい母親アミラはボスニアからの移民だった。ウィルは同棲中の恋人がいるにもかかわらず、アミラに心ひかれていく。

作品データ

原題
Breaking and Entering
映倫区分
PG-12
製作年
2006年
製作国
イギリス アメリカ
配給
ブエナ ビスタ
上映時間
119分

[c]The Weinstein Company and Miramax Films. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.8
  • 3103

    4
    2013/2/19

    ジュードロウ×アンソニーミンゲラの作品を観るのはこれで2度目。『コールドマウンテン』でも愛をテーマに心を揺さぶられたし、何といってもジュードが素敵だった。
    この作品でもまたも男女の愛がテーマである。だが、この『こわれゆく世界の中で』はテーマは"愛"一言では表せない。作品の冒頭シーンから「一緒に居るけど、二人の心は遠く離れている」ということが分かる。二人は結婚をしていない。そして障害を持った一人の娘。さらに盗みを犯す一人の少年ミロが登場、問題は外部から加わり状況は悪化していく。
    この物語では二組の母子が重要テーマの一つでもある。障害を抱えた娘に弱っていく母親のリヴ。サラエボの内戦を経験し夫を失い、ロンドンに移住してきたアミラの息子ミロは、学校へ行かず、汚い大人達の手により盗みを犯す毎日。
    結婚はしていないが娘と共に三人で暮らしているウィルとリヴ。いつしか二人の心は次第に遠ざかっていき、短い恋で生まれたウィルとアミラ。

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    ネタバレあり
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  • ミチさん

    5
    2011/1/23

    だと思います。時は現代。ボスニアで傷ついたヨーロッパが舞台。小道具はMac(ノートPC)、デジカメ。まさに現代の必須アイテム。
    ジュード・ロウがやや惚れっぽくて優しい、現代の「男」を好演。現在最高のフランスの名花であるジュリエット・ビノシュが、今回は、ボスニアのイスラム教徒を熱演と言っても分からないと思うが、要は彼女の役は「異教徒」で異郷に溶け込めない。これは『イングリッシュ・ペイシェント』以来の彼女の持ち味で、純粋にフランス映画でフランス人として演ずるよりも、異文化に身を置く役柄が評価されている。しかもヌードまで披露してしまって、ファンとしては、いささか複雑。同様の息子と現代を必死に生きようとしているのが、見ていて苦しい。
    翻って、日本を考えると、隣国中国の人々とどうお付き合いするかが難しい。これからどんどん難しくなっていくと思う。「惚れた」「はれた」だけではないところが現実の問題としてはある。
    多くの人に見てもらいたい。

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  • koala

    3
    2008/4/8

    ジュードロウカッコイイですね。建築家が似合う。

    物語は、同棲10年になるカップルの崩壊しつつある関係を描いた作品。

    ジュード扮する夫(未婚ですが)は妻とその連れ子の輪に入れないと悩む。やがて他に愛があるのではと、目を外に向け始める…

    最後まで、一定の調子で展開する物語に、
    いささか退屈するかもしれないが、人間関係が良く描かれた作品だと思う。

    ほんの少しのこと…本音をぶつけること。
    ぶつけるだけでなく、ぶつけ合うこと。

    言うのは簡単。でも難しい…

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