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投稿レビュー(1件)僕と未来とブエノスアイレスは星3つ

不気味なシオニズム (投稿日:2008年3月3日)

ユダヤ人、韓国人、ペルー人。ブエノスアイレスのガレリアで怪しい商売する人々を描いた無国籍映画のような外形をしているが、この映画はまぎれもなくユダヤ人のユダヤ人によるユダヤ人のための映画である。監督ダニエル・ブルマン自身がポーランド系のユダヤ人であり、アルゼンチンに経済危機が起きたとき、実際にポーランドへ逃げようとしていたことが下敷きになっているらしい。

しかし、本作品は監督の分身であるアリエルが何故ポーランドへ逃げようとしていたのか、そして(おそらくはパレスチナ戦争で片腕を失った)父親に再会した途端ポーランド行きをとりやめたかの理由が、まったくもって定かではない。主眼がそこではないので別に説明する必要がなかったというべきか?

ユダヤ人劇場でユダヤの踊りに興じる母親、そしてユダヤ人のナショナリズムを高揚させるようなおばあちゃんの歌を見たり、聞いたりしていると、本作品がまるで世界各国にちらばっているユダヤ人の結束強める<シオニズム>のプロパガンダ映画のような気がしてくる。そのユダヤ映画が、かつてこの民族を迫害したベルリンで賞をとったという事実がまたうさん臭いのである。
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投稿:かなり悪いオヤジ

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2020/10/31更新
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