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投稿レビュー(1件)ベルンの奇蹟は星4つ

50年代のドイツの普通の生活を描く (投稿日:2010年11月5日)

映画的には普通の出来であるのですが、
50年代のドイツの様子が見れるのは珍しい。
同じ敗戦国であるドイツは、50年代では、敗戦国らしい、
戦争を引きずっているのが見れる。
夫がロシア抑留されて不在であるし、帰国した夫が、軍国主義で
封建社会であったままであるので、戦後に自由化した(ドイツも日本と
同じで、敗戦によって価値感が変わってしまったのである)ドイツに
合わないので、戦後で暮らしていた家族に溶け込めない点は、
日本もドイツも同じである事が良く分かる。
ファシスト政権であった国が敗戦で自由になるという、敗戦に利点である事。
長男の共産主義化(日本の55年体制ともかぶる)と、共産主義の礼賛
今ではあり得ないのであるが、共産主義への妄想。
でも、それほどに似ているドイツであるのに、貧乏度合いが違う。
舞台のルール地方は、炭鉱町であるのに、日本での「にあんちゃん」の
貧乏度合いが違っているのは、日本は本当に貧乏国であったのと
ドイツを見て思う。

あと、吃驚するのは、今でこそサッカー大国であるドイツが、
54年時点では、まだまだサッカー弱小国であり、
「ベルンと奇跡」と言わせる程に、優勝が番狂わせであった点である。
当時、4年半負けなしのハンガリーは唯一の黄金時代であったのであろうが
この奇跡の為に、W杯の優勝がないのは、逆に悲劇だってのであろう。

この映画の一番の不満は、サッカーのプロ選手であった監督なのに、
サッカーシーンとW杯の話が中途半端であるのが、題名とは違った映画に
なってしまっている。
»ガイドライン違反報告

投稿:ひろちゃん

評価:2
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2020/10/21更新
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