揮発性の女|MOVIE WALKER PRESS
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揮発性の女

2004年12月25日公開,80分
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「空の穴」の熊切和嘉監督が、熟女のエロスを捉えた官能作。ベテラン、石井苗子を主演に迎え、若い強盗犯によろめく未亡人の“性”と、危うい恋のてん末を追う。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ひっそりと暮らす未亡人・悦子のもとに、不審な男が現れた。男は悦子から現金を奪い逃走するが、銀行強盗に失敗し再び悦子のもとへ。なりゆきで彼と暮らすうちに、悦子に奇妙な感情が芽生えていく。

作品データ

製作年
2004年
製作国
日本
配給
ラブコレクション製作委員会
上映時間
80分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.4
  • ひろちゃん

    3
    2010/10/29

    何と言っても、この映画は、石井苗子の存在自体のみでもっている
    作品である。
    その不感症で、砂をかむような、「おばさん」ぶりから、
    枯れ果てた筈の性が再び燃え上がっていくさまを、赤裸々に堂々と
    演じきっている点が、この映画の凄さである。
    二回目の観賞できがついた点は、
    ・冒頭の無表情でぎすぎすしたおばさんぶりから、下着姿で放置される
     事によりおばさんの姿に女性の性を隠し持っていた事への衝撃
     (ギャップ)が印象的である。
     酒を探す所で、キャミソールから見えるお尻がとてもセクシー
    ・そんな下着姿なのに、無表情での人質ぶりが、無感動なおばさんと
     肉体での女性の存在ぶりの対比の見事さがある。
     本人の意識と見た目のギャップ差が印象的
    ・じょじょに、若い男へ傾斜を無表情のままで変化させていく、
     石井の凄さ。
    ・愛欲への傾斜への崩壊を示すシーンである病人での粗相を知られての
     幼児の様に仮面を脱ぎ棄てる様が強烈である。
     (可愛らしい女に変化する)

    この映画の石井苗子は、他の映画に比べて別格の存在感を示しています。

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