永瀬正敏
片桐宗蔵
「たそがれ清兵衛」に続く、山田洋次監督&藤沢周平原作の人情時代劇。秘剣“鬼の爪”を伝授された平侍がたどる予期せぬ運命と、信念と愛に生きる姿を描き出す。
※結末の記載を含むものもあります。
幕末の東北。片桐宗蔵は、秘剣“鬼の爪”を伝授された海坂藩の平侍。ある日、かつて家で奉公していたきえが、嫁ぎ先で病に倒れたことを知り、強引に連れて帰る。そんな矢先、藩を揺るがす大事件が起こる。
片桐宗蔵
きえ
島田左門
狭間弥市郎
島田志乃
狭間桂
家老・堀将監
大目付・甲田
片桐吟
片桐勘兵衛
戸田寛斎
島田文右衛門
直太
伊勢屋のおかみ
教官
矢崎
医者
奥戸
数馬
長谷川
広田
粂
ぶん
須藤
番小屋の小者
長吉
かね
監督、脚色
その他
その他
その他
その他
その他
その他
製作総指揮
製作
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
その他
プロデューサー
プロデューサー
その他
その他
その他
その他
その他
原作
脚色
撮影
照明
編集
録音
美術
その他
その他
衣装デザイン
衣装デザイン
衣装デザイン
衣装デザイン
音楽
音楽プロデューサー
その他
その他
スチール
その他
音響効果
その他
その他
その他
その他
その他
[c]2004「隠し剣 鬼の爪」製作委員会 [c]キネマ旬報社
藤沢周平の世界はどうも似通っていて、先が読めてしまう。
剣の達人、不運な生い立ち、身分の違う恋、…
永瀬の演じる片桐の侍として、男としてのまっすぐな気持ちが、よく表現されている。
松たか子のきえも、主人を慕うひたむきさをよく演じていると思う。
山田監督作品ならではの、人間のあたたかい部分が感じられる。
『時代劇三部作』の第二弾。DVD鑑賞。
前作に続き、下級武士の淡い恋を描いた作品。
ほんのりとした笑い、しっとりした涙…、全体的に起伏に富み、非常に見応えのある作品。
主従の言葉で別れ、それをラストのクライマックスに結び付けたのは見事。
第一弾で絶賛された光の使い方も、さらに進化して観易く感じた。
次の『武士の一分』をもって完結するわけだが、私はこの作品が一番好きです。