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トントンギコギコ図工の時間の画像

ある小学校の図工の授業を見つめたドキュメンタリー。トンカチ初体験の子供たちが、創作に夢中になる姿を見つめる。監督は「こどもの時間」が好評を博した野中真理子

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トントントントン、ギーコギコギコ…。日の当たる教室の中から、にぎやかな音が聞こえてきます。ここは、東京都品川区立第三日野小学校の図工室。週に1回2時間ずつ、いろいろな学年の子どもがやってきます。ある日の図工室に集まっていたのは、3年生。子どもたちの真ん中で、バケツを抱えてニコニコしているおじさんは、図工専科のウチノ先生です。「ジャジャーン!」とウチノ先生がバケツをあけると、机の上には古いクギがてんこ盛りになりました。「使えるクギを、探してください」。錆びたり曲がったりしたクギを見て、子どもたちは「全然見つからない!」「さびてるじゃん」とブツブツ。すると今度は、ウチノ先生がトンカチの使い方を教えてくれます。「最初は釘を手で押さえてトントン。それから手を離してドンドン」。両手に乗るくらいの角材に、先生が数本のクギを打ちこみます。「なにか模様ができるね。やってみる?」「はーい!」それから子どもたちは、無我夢中でトントンドンドン。箱とか本立てとか、何か役に立つものを作るわけではなく、ただひたすらにクギを打つのです。1時間後、彼らの小さな手の中には、ひとりひとりの友だちとなる「クギ人間」が誕生していました…。図工の時間、それは子どもたちが、カラダ全部で自由に自分を表現する時間。宝物のような自分と世界を発見し、生きていく喜びを吸いこむ空間。今日も、図工の時間があって、ほんとうによかったね。東京・品川のごく普通の公立小学校の子どもたち。学校に通って、友達と遊んで、塾に行って、ケンカして…。大人と同じように、彼らの日々も一筋縄ではいかない。そんな毎日の中に、週に一度の図工の時間がある。それは正解を求めるための時間ではなく、自分らしさを自由にカタチにできる時間。職人の親方みたいな雰囲気の図工専科のウチノ先生と一緒に、「うるさい」「危ない」「汚れる」「やめなさい」と、しばられることなく、子どもたちは自分の作品と真剣に向き合うのだった。

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作品データ

製作年 2004年
製作国 日本
配給 「トントンギコギコ図工の時間」製作上映委員会=サスナフィルム
上映時間 99
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キャスト

図工専科ウチノ先生 内野務
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