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投稿レビュー(10件)真珠の耳飾りの少女は星4つ

美的センスの極みを感じられる1本 (投稿日:2015年12月12日)


フィクションとはいえ、
その世界観に引き込まれる
想像力の広がりを感じる

決して派手な作品ではないけれど
とても高貴で洗練された作品

美的センスの極みと
絵画の奥深さ
スカーレット・ヨハンソンのよさを
知れる1本
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投稿:S

評価:4
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絵画のように美しいシーンが実写で綴られた映画。 (投稿日:2015年10月9日)

オランダのフランドル派を代表する一人、フェルメール1665年頃の傑作「真珠の耳飾りの少女/青いターバンの少女」が出来上がるまでを、アメリカの小説家トレイシー・シュヴァリエがフィクションとして書き、それが映画化されたもの。家長フェルメールとモデルとなった小間使いの少女グリートとのプラトニックな恋の結実がこの絵であったとするストーリー。

純真さと妖艶さ、喜びと哀しみが共存した謎めいた少女の微笑み。オランダのモナリザとも評される絵画。実際のところフェルメールに関する情報は極めて限定的で、モデルが誰かも確定してはいない。
「牛乳を注ぐ女」のモデルとなったであろうメイドさんも、小間使いの少女の先輩同僚タンネケとして描かれている。すごーーーく似ている。オーストラリアの女優さんだが、彼女は17世紀の家事に通じていて、洗濯や料理などは彼女の指導だったという。身体に布を巻き、絵に寄せたのだそう。

森と草原の様子、居酒屋の猥雑さ、市場の騒然とした様子など全編を通してブリューゲルやレンブラントの世界のような美しいシーンで埋め尽くされ、非常に刺激的。監督や製作者は本物の絵で撮影を進めることも考えたが、いかに素晴らしいコピーであろうとも本物を超えることはできないと、諦めたらしい。

実際のフェルメールには15人の子どもがいたが(4人夭折)、この映画では30代前半で7人目が生まれるところまでが描かれている。

スカーレット・ヨハンソン扮するグリートとコリン・ファース扮するフェルメールがお互いを欲し、欲望を抑える。その二人の演技が非常に官能的。

蛇足だが、パトロンであるライフェンが好色に描かれているが、その役を演じた俳優トム・ウィルキンソンは、性暴行を訴えるドキュメンタリー映画の製作もしていたのだそう。性暴行に精通した彼だからこそ迫力あるシーンになったのだという。

絵の謎が一つ解けるような気になれる映画。だけど史実として分かっている部分を知ると、やはり想像を搔き立てられる。泣くような感動でもなく心温まるわけでもない。アクションにスカッとするわけでもなく壮大なスペクタクルがあるわけでもないが、抒情的な光と影の使い方が比類なく美しく17世紀オランダの空気を見事に描いた名作だと思う。 »ガイドライン違反報告

投稿:そらいろ

評価:5
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心まで描くの? (投稿日:2013年12月10日)

少女の驚きの言葉ですね。フェルメールの人物描写が僕には物足りなかった。グリートも男を作っていたし、二人にはあまり感情移入できませんでした。ヨハンソンをこの作品で初めてしりました。彼女がこれほどメジャーな女優になるとは想像もしなかった。『青いターバンの少女』にぴったりで驚いた。一番共感できたのはフェルメールの奥さんと娘でした。芸術とは残酷なものだなぁと痛感しました。とにかくオープニングのシーンからまるで絵画の様な映像でぞくぞくしました。 »ガイドライン違反報告

投稿:夙の一郎

評価:4
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カラコレの勝利 (投稿日:2013年5月6日)

1665年オランダの少女グリートが画家フェルメールの家に奉公に。そしてモデルに。

比喩でない"パトロン"のいやらしい奴が登場。

普通に中世ヨーロッパの話ですね。
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投稿:ns_hind

評価:2
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絵の誕生秘話です (投稿日:2013年5月5日)

とにかく全編通して映像や風景が鮮やかで綺麗です。
奥様と娘役のコーネリアの何と嫉妬深いこと、グリートはラフェットという顧客にまで目をつけられてしまい居場所を失います。
しかし全ての元凶は絵の作者のヨハネスですね・・・
作中ではヤンと呼ばれていました。
クレジットが出てくるまで気が付きませんでしたが、少女役はあのスカーレットヨハソンだったのですね!
とても瑞々しい少女役を演じきっていました。 »ガイドライン違反報告

投稿:manamin0623

評価:4
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フェルメールのプラトニック・ラブ (投稿日:2012年2月13日)

Bunkamuraザ・ミュージアムの「フェルメールからのラブレター展」の開催記念特別上映として2週間だけル・シネマで上映されたのでセットで見に行ってきました。まずは展覧会のほうをじっくり鑑賞し、その後映画を見たのですが、まるで絵のままのようなスクリーンにうっとり…
2004年の映画公開当時はまだそれほど有名ではなかった(と思う)コリン・ファースとスカーレット・ヨハンソンという、今では凄い豪華キャスト! フェルメール役のコリンの秘められた愛情を視線だけで表現する怪しい魅力と、その愛情を感じながらも距離を保とうとする使用人役のスカーレットのいじらしさが、なんともいえないプラトニックな雰囲気をかもし出しており胸キュンでした~
フェルメールは自画像を描いていない為にイメージが無く誰が演じてもまあ良いのでしょうが、あの絵の青いターバンの少女にはスカーレットがまさにピッタリ適役だったと思います。フェルメール好きな方は必見です!
絵を描く前にフェルメールが少女に自分で自分の唇を何度も舐めるよう指示するシーンがありますが、その絵の方を近年になって洗浄したところ、唇の両端に白く光る絵の具が塗ってあり、濡れたような唇を描いていたことが判明したのです。そういうウンチクを偶々知っていたので、なるほど~と思いました。
またアトリエの窓が、絵の中の窓の模様と同じだったり、他にも映画の中に他の作品がいろいろ出てくるので、画集をじっくり見てから映画を観るべし! »ガイドライン違反報告

投稿:Fujiko

評価:4
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ため息がこぼれるような美しさ (投稿日:2011年9月6日)

全編を通して、ため息がこぼれるような美しさです。
どこを切り取っても絵画のよう。
ストーリー的には読めてしまうのですが、何度も繰り返し見たくなる映画です。 »ガイドライン違反報告

投稿:おーたむ

評価:4
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フェルメール好きには絶対にオススメ (投稿日:2009年2月24日)

▼ネタばれ(クリックして読む)

フェルメールの代表作ともいわれる「真珠の耳飾りの少女」を描くまでのフェルメールとモデルの少女のストーリー。
「真珠の耳飾りの少女」を描くというのが最後の結末なので、それまで特に大きな展開とかないのでぬるい内容と言ってしまえば終わりですが、フェルメール好きとしては、「真珠の耳飾りの少女」以外の絵の元になる構図とか、レンブラントと並んで光と影をうまく描いたことも映画の中に仕組まれてて、フィクションと分かっていてもドキドキしました。
あと、フェルメールの滅茶苦茶だったと噂される人生も少し描かれていて、そこにリアリティーを感じました。
スカーレット・ヨハンソンの白い肌がと潤んでいる瞳がとても印象的でした。
フェルメール好きには絶対にオススメ。 »ガイドライン違反報告

投稿:タルーン☆

評価:4
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ゴージャス! (投稿日:2006年12月30日)

セットが豪華、衣装も豪華。
美しいフランドルに、どっぷり浸れる。
当時、純金よりも高価な「ラピスラズリ」を原料としたウルトラマリンブルーを多用した絵画。借金だらけだった画家と、モデル。
美の追求のための犠牲になるものはいつも女なのかも。 »ガイドライン違反報告

投稿:ひらりん

評価:5
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