ファニーゲーム|MOVIE WALKER PRESS
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ファニーゲーム

2001年10月20日公開,103分
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カンヌ国際映画祭で3冠に輝き、世界的に注目される鬼才ミヒャエル・ハネケの97年作。幸福な家族を襲う理不尽な惨劇を通して、人間の暴力性を生々しく突きつける衝撃作だ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

バカンスを満喫するため、湖畔の別荘を訪れた親子3人。そんな彼らの前に、ペーターとパウルという奇妙な若者が出現する。やがて凶暴性を露わにした2人は一家を拘束し、恐るべき“ゲーム”を始めるのだった!

作品データ

原題
Funny Games
製作年
1997年
製作国
オーストリア
配給
シネカノン
上映時間
103分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.9
  • 缶ぴぃす

    4
    2014/4/30

    2年くらい前にネットで「後味が悪い映画」で検索したら出てきました。

    それで借りに行きましたら、近所のレンタルビデオ店では「ファニーゲーム」では無く「ファニーゲームUSA」しか置いていなかったので取りあえずUSAの方を見ました。

    で、先日ちょっと遠いレンタルビデオ店で、この作品を見つけて即借りしました。

    さすがにUSAの元ネタだけあって不快感100%のエンタメ不愉快映画でした。

    巻き戻しのシーンは元ネタには無く、USA版にてふざけて入れたモノと思っていましたら元ネタにも合って、とても嬉しかったです。

    セリフはうろ覚えですが、画面に向かって「あんたはどう思う?」とか「これで終わると映画として短いだろ?」とか言ってくるのがウザくて良かったです。

    ぜひ「ファニーゲームJAPAN」も作って欲しいです。



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    ネタバレあり
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  • まこと

    2
    2013/3/10

    銀座テアトルシネマ ミヒャエル・ハネケ監督作品2夜連続オールナイトで鑑賞
    前日に『ファニーゲームUSA』を鑑賞済みなんですが…何故リメイクの方を先に?w

    とりあえず…爽快感のカケラもない、後味最悪の映画ですねw
    正直、何の目的でこれを観るのか分かりませんが…
    まあ、これを観て楽しめるって人は、相当なマニアだけでしょうw

    US版と違い、キャスティングは、日本ではほぼ無名な人ばかりだと思いますが、それなりに良い味を出しています
    青年2人、特にパウルの方は、『時計じかけのオレンジ』のアレックスを彷彿させますね

    演出も特殊というか…あまり意味もなく、唐突なメタ演出が入ります
    特に終盤で入るリモコンの件は…ぶっちゃけ、もう、何でもアリですねw
    つまり、この映画には、どうやってもバッドエンドしか用意されてない…って事でしょうか

    他にも、あえて残虐シーンを映さないとか、あえて殺戮シーン、人の死をアッサリ表現するとか、そういう小手先の演出は色々ありますけどね
    ちょっと狙いすぎが鼻に付くかなあ…というぐらいで、特筆するほどの事もないような…その程度ですw

    で、総合的な評価としては…つまらない、ですw
    別に暴力的な表現とか後味が悪いとか、そういう事を気にしてはいませんし、こういう類の映画が苦手って事も無いです
    ただ、単純に、面白いシナリオじゃないと思うので…ハッキリ言って、何でもアリの映画なんだから、もっと面白い事やらせれば良いのになあ…と、そういう印象ですねw

    役者の演技とか、全体的な演出とかは、キライじゃないです
    でも、シナリオがつまらないってのは、致命的ですから…どうがんばっても、☆3以上の評価はできませんw

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  • かなり悪いオヤジ

    4
    2007/8/28

    カンヌ映画祭の観客が次から次へと途中退席したといういわくつきの1本。観客の神経を逆撫ですることにかけては天下一品のハネケが監督した、理由なき若者の暴力がテーマの後味最悪猛毒映画だ。

    避暑地を訪れたドイツ人家族を襲うヤセとデブの大学生2人組に、これまた観客の反感を買いそうな役者をワザと選んでいる。マジになってケンカすれば日本人でも勝てそうなヘナちょこな相手だけに、善良な一家(夫役は「善き人のソナタ」に主演した故ウルリッヒ・ミューエ)がまんまとしてやられるのを目撃すると、余計に腹立たしくなる仕掛けになっている。ヤセの方が時々カメラ目線で観客に同意を求めてくるシーンなどは、監督の底意地の悪さがにじみ出ている。

    まあ、ここまでやってくれちゃうと、ハネケの作品を見に来る観客は自動的に選別されるわけで、彼が最も嫌いであろう<いつも自分が正しい側にいると信じて疑わないステレオタイプ的な反応を見せる観客>は徐々にオミットされていくことのなる。逆に、途中退席せずに最後まで監督に付き合った観客は「虚構は現実と同じくらい現実だ」(裏を返せば現実もまた虚構に限りなく近いということか)というこの映画のテーマをこっそり教えてくれる。

    新橋の飲み屋にリサーチなしで入ると「ウチは一見さんお断りだよ」という無礼きわまりない小料理屋がいまだに存在するが、客を選ぶという意味では、ハネケほどウルサイ店主は他にはいないであろう。

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