寺尾聰
上田孝夫
「雨あがる」で世界的に高い評価を得た小泉堯史監督の最新作。奥信濃の自然美を背景に、都会から来た中年夫婦と田舎の人々の温かい交流をしみじみとつづる感動作だ。
※結末の記載を含むものもあります。
医師として働く妻が心の病になり、夫の故郷・信州に移住した上田夫妻。2人はそこで、阿弥陀堂を守る老婆や難病と闘う少女など地元民と触れ合う。ゆっくり移ろう季節と共に、夫婦の疲れた心は癒されて行く。
上田孝夫
上田美智子
おうめ婆さん
幸田重長
幸田ヨネ
助役
中村医師
小百合
田辺
村長
鬼剣舞
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
村の人々
監督、脚色
「阿弥陀堂だより」製作委員会
「阿弥陀堂だより」製作委員会
「阿弥陀堂だより」製作委員会
「阿弥陀堂だより」製作委員会
「阿弥陀堂だより」製作委員会
「阿弥陀堂だより」製作委員会
「阿弥陀堂だより」製作委員会
製作総指揮
製作総指揮
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
製作主任
原作
撮影
セカンド・カメラマン
実景撮影
実景撮影
実景撮影
照明
編集
録音
美術
美術
装飾
衣裳
衣裳
衣裳協力
音楽
スチール
音響効果
助監督
[c]キネマ旬報社
TVドラマ「ハゲタカ」では、お金がない不幸とお金があり過ぎる不幸を描いていましたが、「阿弥陀堂だより」は、お金がなくても人生を味わって生きる方法を教えてくれます。春夏秋冬を丁寧に切り取った美しく詩情的な日本の原風景を舞台に、名優たちの名演技によって、「質素、礼節、名誉」を重んじてきた日本人の信条が描かれています。
大都会の仕事は高速道路をフルスピードで疾走するストレス過剰な世界であり、山間部の村は時間がゆっくりと流れる癒しの社会。田舎の医師では考えられないぐらいの人間の死を見ることも大都会の医師の宿命のようなもの。高額所得の代価が過剰ストレスであることは大都会で働くエリートは全員周知していることです。ストレスによる心の病がきっかけで、夫の故郷である奥信濃の村に診療医として赴任した美智子(樋口可南子)という設定でドラマが始まります。
美智子は田舎の診療所に通う時にエルメスのフールトゥを持っています。映画は彼女がCMキャラクターだったオンワード・ブランドのファッションショウのようでもあり、自宅で食べるスパゲティの食器がロイヤルコペンハーゲンだった上に、マイカーまでもがフォルクス・ワーゲンのステーションワゴンといった一流ブランドのオンパレードには、質素に生きる喜びを知り、人生について再確認する映画にはチョッと疑問符を打たざるをえません。しかし、大都会での勝ち組だった美智子と対照的な人生を送ってきた老婆は「ずっと粗食だったことが長生きの原因ならば貧乏に感謝する。」と語る老女は96年間阿弥陀様に生かしてもらっているとも語り、幸福な人生とは何かを考えさせられます。
何の事件も起きない田舎の生活にはドラマに起伏が生じることもありません。そんな淡々とした時間が流れる中にあって、人は何故感動するのでしょうか。…人間の住居は「起きて半畳、寝て一畳」あれば足りるし、「晴耕雨読」天気が晴れならば自然を満喫しながら畑を耕し、雨が降れば部屋に入り読書によって人生を見つめ直す。そんな人生が送れればいいと感じるようになりました。
【NHK衛星第二放送】鑑賞
ただならぬ空気感を持つ男:寺尾あきらシリーズ★
映像はキレイだし、心温まる映画。
夫婦ってこんなカタチでありたいと思わさせられるよね。
でも・・・・・途中で寝ちゃった。。
もう少し歳を重ねてからまた見ま~す♪