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七年間もの長期間にわたって、北海道の炭鉱で働いていた人々の姿を捉えたドキュメンタリー。時代に翻ろうされながらも、希望を失わない元炭坑夫たちの姿が感動的だ。

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1970年頃まで、日本のエネルギー源だった石炭。最盛期、北海道には150を数える炭鉱(ヤマ)があったが、今は太平洋炭鉱が稼働しているのみである(2001年9月現在)。永井幸一郎さんは、毎年1本ずつ、事故で亡くなった仲間の為に墓標を立てている元炭鉱夫。彼には、長年想い続けたことがある。それは、戦争中に樺太(現・サハリン)で生き別れた育ての親である祖母の行方を捜すこと。念願叶ってサハリンへ渡った永井さんは、しかし何の手掛かりも得られないまま、荒れ果てた日本人墓地に仮の墓を作り、手を合わせた。波多野さん、伊藤さん、三田さん夫婦は三菱南大夕張炭鉱で一緒に働いた仲間。今も年に一度集まっては、家族ぐるみの付き合いをしている。だが、顔を合わせれば決まってヤマの暮らしの話になる。渡辺松雄さんは、塵肺という職業病に苦しんでいる元掘進係。退院しても、酸素の管が届く範囲でしか生活が出来ない。そんな渡辺さんは、何より介護で同じく不自由な生活をさせてしまっている奥さんに申し訳ないと語る。早川季良さんは、塵肺認定後、石炭から作った絵具を使って絵を描いている。還暦を機に開いた個展も好評だった。多くの炭鉱が消え、沢山の人たちが炭鉱を離れていった。しかし、今でもそのひとりひとりの中に炭鉱はこうして生き続けているのだ。

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作品データ

製作年 2001年
製作国 日本
配給 森の映画社
上映時間 105
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スタッフ

監督 藤本幸久
撮影 小林茂
音楽 あがた森魚
編集 藤本幸久田代陽子小林茂
録音 久保田幸雄
ナレーター 小林三四郎
「闇を掘る」製作委員会 高橋揆一郎森山軍治郎田中貴文内越慎一飯島秀明藤田章子相馬理乃藤本幸久
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