マルコヴィッチの穴|MOVIE WALKER PRESS
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マルコヴィッチの穴

2001年2月10日公開,112分
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 世界各国の映画祭で絶賛された、新鋭S・ジョーンズ監督による異色作。奇妙な体験と、飽くなき欲望にとりつかれた人びとが巻き起こす珍騒動がパワフル&ユーモラス。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

 摩訶不思議な穴をめぐるファンタジー。才能はあるが売れない人形遣いクレイグは、妻ロッテにせかされビルの7と1/2階にある会社に就職。そこの壁に、15分だけ俳優ジョン・マルコビッチになれる穴を発見。片思いの美女マキシンとともに珍商売を始める。

作品データ

原題
Being John Malkovich
製作年
1999年
製作国
アメリカ
配給
アスミック・エース
上映時間
112分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.7
  • S

    2
    2015/4/23


    コメディというくくりのようだけれど
    正直なところ
    裏に隠された何か別の意図が
    あるようで怖かった…

    普通の人が
    絶対考えもしないようなことが
    次々と起こり
    ラストは締まりのない
    ふわふわしたクライマックス

    ぞくぞくすらする
    ちょっと複雑な1本

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  • morimori

    5
    2012/2/11

    なんだこのキテレツ映画は!と思った1度目の鑑賞。そのキテレツさだけが印象に残っていた。数年してもう一度見てみた。

    誰しも考えたことはないだろうか。「もし、私が別の誰かだったら・・・」
    生まれ変わりとかではなくって、自分の意識はそのままに別の人間の皮を着るのだ。
    それをマルコヴィッチの穴は可能にさせる。

    自分の意識はそのままに誰かの目から見る同じ世界。実際は映画のように黒い縁取りなんかないはず。私たちが世界を見るのと同じヴィジョンでマルコヴィッチを通して見るのだ。
    しかも、ジョンキューザックに関しては、その皮を操ることができるのだ。でもこれって「自分」という皮を自身の意思で動かすのと基本は変わらないよね。ただ、自分の皮じゃなく、他人の皮ってだけ。他人の皮を借りるだけでいかに自分の意識を解き放つことができるだろうか!

    マルコヴィッチの肉体と、穴に入っていく者の意識とが別物ならば、
    私の肉体と、私の意識は別物だ、という考えが起こってくる。というか、意識が私の肉体という人形を操っているにすぎない、という考え。
    ここまで来ると、もっともっと私という肉体を自由に動かせるような気がしてくる。本当にやりたいことをやってもいい気がしてくる。そこに肉体を介する恥などないはずだ。感じたことを感じたままに表現すればいいのだ。
    きっと彼らはこの認識を求めて200ドルを払いにくるのではないか。

    あぁ、少し世界が変わって見えるかも。

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  • SPOT

    3
    2011/1/28

    妙にクオリティの高い人形、7と2分の1階があるビル、マルコヴィッチの頭に侵入できる小さな扉。
    マルコヴィッチ自身が入るとマルコヴィッチオンパレード。奇妙な俳優なだけに一層ビザールな雰囲気が漂う。

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