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戦後日本の人々の心の救済に尽力を尽くしてきた実在の修道士、ゼノ・ゼブロフスキーの半生を描いた長編アニメーション。監督は「森の伝説」の宇井孝司。脚色は、宇井監督と「マザー・テレサとその世界」の千葉茂樹の共同。撮影を「SPRRIGAN」の白井久男が担当している。声の出演に「ムーミン谷の彗星」の平田康之。文部省選定、厚生省中央児童福祉審議会平成11年度推薦文化財作品。

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1930年に来日して以来、戦中も帰国せず、長崎の修道院で人々の心の救済に勤めてきたポーランド人修道士、ゼノ・ゼブロフスキー。彼は長崎原爆で被爆しながらも、戦災にあってお腹を空かせた子供たちを・カワイソウボウヤ・と呼んで占領軍からの救援物資を配り歩いたり、修道院に連れ帰って面倒をみていた。ところがある日、修道院の暮らしに不満を抱く子供たちにそそのかされたゲンタロウ少年が、脱走を図ろうとして修道院に放火。しかし、ゼノは決してゲンタロウを罵ることはなく、彼には愛が足りなかったのだと嘆くのであった。さて、ゼノの救済活動は東京へも及んだ。彼の行動に心打たれた寺の住職と上京したゼノは、孤児たちに食料を配り歩く中で、ゲンタロウと再会する。そして、彼を離ればなれになっていた病気の母と妹の元へ連れていってやるのだが、母は息を引き取ってしまう。それから長い年月が経った。相変わらず、ゼノは沢山の救援物資を持って人々の救済に汗を流していた。ところが、遂に彼は倒れてしまう。彼が担ぎ込まれた病院には、立派に成長したンタロウが医師として働いていた。ゲンタロウとの再会を喜ぶゼノ。しかし、人々の心に火を灯し続けてきた彼は、そのまま帰らぬ人となる。82年4月24日のことだった。

作品データ

製作年 1999年
製作国 日本
配給 「ゼノさんの映画をつくる会」(配給協力 エム・プロジェクト)
上映時間 74
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スタッフ

監督 宇井孝司
キャラクター設定 宍倉敏
総作画監督 宍倉敏
作画監督 中島豊秋
製作指揮 千葉茂樹
製作 枝見静樹
企画 枝見静樹
プロデューサー 枝見太朗平形則安加太孝明
アニメーション・プロデューサー 望月敬一郎
製作担当 甲田伸一
脚色 宇井孝司千葉茂樹
撮影監督 白井久男
撮影 スタジオコスモス
編集 松村正宏
音響監督 斯波重治
調整 内田誠
美術監督 岡田和夫
音楽 渡辺俊幸
特殊効果 橋爪朋二
スペシャルアニメーション 小林準治
CG製作 LINKS
効果 佐藤一俊小野弘典
色彩設定 小針裕子
演出助手 室岡辰一斉藤恵

キャスト

ゼノ 平田康之
住職 池田勝
少年時代のゲンタロウ 江成正元
ゲンタロウ 中尾隆聖
永井博士 田中秀幸
ゲンタロウの母 梶芽衣子
ミロハナ神父 徳弘夏生
憲兵 西村知道
材木屋の主人 大竹宏
材木屋の奥さん 佐久間なつみ
アメリカ兵 石原慎一
神学生 真殿光昭
神学生 坪井智浩
医師 伊崎寿克
ナース 西村ちなみ
助手 関口英司
永田亮子
少年 濱尾幸慈
少年 田坂鹿
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2020/10/29更新
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