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投稿レビュー(7件)トゥルーマン・ショーは星4つ

「トゥルーマン・ショー」に投稿されたレビューを
ユーザーが投稿した5段階評価を基準に、「良い」(星3つ以上)と「残念」(星2つ以下)に分けて表示しています。

リアル映像を求め先に生まれた痛烈パロディ (投稿日:2013/3/18)

ゴーデングローブ章男優賞/助演男優賞/音楽賞、ヒューゴー賞最優秀映像作品賞、サターン賞最優秀ファンタジー映画作品賞/脚本賞とそうそうたるメダルオナーな作品。
「生まれてから今まで、24時間フルタイムで全世界ライブ中継されている男」という設定だけ聞いてれば、とってもB級映画臭がプンプンするのに、どうして?と思ってしまう。

それはたぶん、テレビや映画という虚構が「本当の現実」を映し出すことに失敗してきた(と視聴者が感じている)事実と、無邪気な子と愛情豊かな父親という親子愛が込められているからだ。

全てが役者、全てがセットという世界にあって、ただひとつ真実なのは、ライブ中継されている男・トゥルーマンその人だけ。こんな痛烈なパロディは他にない。

バラエティやドラマなど、テレビや映画は虚構のエンタテイメントや人生を大量生産してきた。
それら全てを嘘か真かで問えば、それはもちろん「嘘」ということになる。
だから観客が愛想を尽かす、というのは本当は違うと思うのだけど、しかし世間的にはそんな意見も厳然と存在する。「だから俺はドキュメンタリーしか見ないのだ」と。

だがよくよく考えてみよう。
ある少年のドキュメンタリーを撮る。彼は不治の病にかかり、その影響で足の自由が失われた。とても不幸な境遇。でも無邪気な笑顔。みんなに親切で性格も明るい。
見ている人は感動する。
ところがドキュメンタリーを製作している間、当然ながら現場にはカメラが入る。撮影してもいい場所、してはダメな場所の打ち合わせがある。感動の映像を収めるため、入念な事前調査をやってタイミングを計る。
これをもっと徹底してやっているのが『トゥルーマン・ショー』という映画。いやはや恐れ入る。

これだけでも相当に作りこんだSFとして成立するのだけど、さらに深みを増すのが「トゥルーマン・ショー」という番組のディレクター・クリストフの存在。
彼は視聴者に本物を提供したいと同番組を作った。のみならず、トゥルーマンその人に並々ならぬ愛情を注いでいる。
それはネタに対する執着という意味ではなく、親が子を見つめるような愛情で、寝ているトゥルーマンの映像をいとおしそうになでる姿にジンときてしまう。

またトゥルーマンが真実であるからこそ、視聴者はもちろん役者も心が動く。
エキストラの女優は苦渋の決断を迫られるし、妻役の女優はストレスのあまりヘマをやらかしてしまう。
それは結局、嘘から真実へのシフトではあるのだけど、真実がトゥルーマンに暴露されては番組が成立しないから、演出という形でさまざまな妨害が入る。突然の暴風雨になったり、道路が渋滞したり、あるいはもっとセンシティブな事件が仕込まれたりする。

こうした涙ぐましい努力の結果、全世界がトゥルーマンに釘付け。
いよいよ番組が佳境に入ってくるときには、賭けをするものまで現れる始末。
それくらい世界が熱狂した番組として観客に示される。

しかし何が観客の胸を打つといって、ラストの一コマほどショッキングなものはないだろう。
それはトゥルーマンがある決断により番組「トゥルーマン・ショー」をめちゃくちゃにすることと関係するのだけど、実は番組それ自体は視聴者にさほどのものを残していなかったという事実。
制作側も涙し、怒り、人生をつぎ込んできた番組も、視聴者からするとチャンネルの一つでしかなかった。なんたる残酷。

たったワンカットに過ぎないこのシーンを入れたことで、映画『トゥルーマン・ショー』は深いものを残した。
映画の向こうの視聴者の移り気を目の当たりにしたとき、スクリーンのこちら側の観客である僕らは何を感じたらいいのだろう。

では評価。

キャスティング:8(主演ジム・キャリーの存在、クリストフを演じたエド・ハリスのまなざしが本作に真実味を加えた)
ストーリー:9(バカ映画になりがちな設定ながら、高尚なSF的側面を持ち合わせる)
映像:6(ナレーションをいれずに作品背景を説明する技術はうまい)
親子愛:8(血のつながり以上に深いもの)
パロディ:10(映像作品にとって何が真実たりえるのか)

というわけで総合評価は50満点中41点。

映像作品としての映画における真実とは何なのか問い直したい人にオススメ。
全面的な無邪気さによる感動を画面のあっちとこっちで共有したい人にオススメ。»ガイドライン違反報告

投稿:永賀だいす樹

評価:4
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あなたも常に誰かから「観」られているのかもしれない (投稿日:2012/12/9)

テレビの番組で生まれてからこれまで、常にセットの中、台本の中を生きてきた主人公 しだいにおかしいことに気づき・・・

 鑑賞後、「自分だったら・・」と考えざるを得ないこの作品 
 「おはよう こんにちは こんばんは」毎日代わり映えのない台本の中を生きる彼だが、彼を客観的に観て可哀想だななんて思う私たちも同じように日常に飽き飽きしているのでは? 

 あの作品の中の「トゥルーマンショー」視聴者たちは親のような目線で彼を見て、応援すると同時に彼から勇気をもらっているのだろう 
 人は人を客観視することで自分を見つめ直したり、考えることができる 私たちも鑑賞後、「自分と周り」についてなにか思うことがあればこの作品の意義は十分に果たされたと言えるだろう»ガイドライン違反報告

投稿:Mover

評価:4
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おお~ (投稿日:2011/12/19)

あらすじも何も見ずに鑑賞したので、最初は訳が解らないまま観ていました(笑)この映画はあらすじ観た前提でないと???って感じですね。でも中盤辺りでやっと意味がわかりまして…。見終わったあとなんとなく切なくなったというか、色んな意味で考えさせられるような映画でした。斬新な内容でしたし面白かったです!でも観る前はあらすじ読んだ方がいいです!»ガイドライン違反報告

投稿:あや

評価:3
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シュールです。 (投稿日:2009/10/8)

普通に観ればこわい話です。(ホラーっていう意味ではないです)
風刺作品ととらえるなら、個人の自由と社会(人間関係)において必要とされてる個人の役割をデフォルメしてるのかなとも思えます。
観終わった後、自由がないのもいやだけど、見守られてないとか期待もされない人生もさびしいなと考えさせられました。
全体的にはコミカルで軽やかです。»ガイドライン違反報告

投稿:らふろん

評価:4
星評価

1人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

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アイデア賞。・・・でも、著作権侵害されたって訴えられてたけど。 (投稿日:2008/5/27)

この作品によってゴールデングローブ賞のドラマ部門で主演男優賞を獲ったジム・キャリー。
でも、アカデミー賞ではノミネートさえもされなかった。

翌年の“マン・オン・ザ・ムーン”でもゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門で主演男優賞を獲ったのに、やはりアカデミー賞ではノミネートさえされず・・・と、彼はアカデミー協会からはあんまり好かれていないみたいだ。
でも、いつかはアカデミー賞を・・・獲れないかも知れないけど、ノミネートは絶対にされるような気がする。
ロビン・ウィリアムスと並び本当に落ち着きがなく、でもそれが持ち味の、楽しく、いい役者だと思う。

この映画の感想としては・・・まあまあだった。»ガイドライン違反報告

投稿:邪魔なハット

評価:3
星評価

3人が他の人に読んでほしいレビューだと思いました。

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せつない= (投稿日:2006/10/18)

とてもせつなかった・・・自分がもしこんな状態だったら、考えるだけでこわいですね。最後の終わり方が一番のお気に入りシーンです。»ガイドライン違反報告

投稿:tuka

評価:5
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