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モラトリアム青年の人生模様と恋愛を描いた群像劇。監督は「魂を救え!」の新鋭アルノー・デプレシャンで、彼の長編第2作だが、本作が日本では先に公開された。製作はパスカル・コシュトーとグレゴワール・ソルレ。脚本はデプレシャンとエマニュエル・ブルデュー。撮影のエリック・ゴーティエ(「イルマ・ヴェップ」)、音楽のクリシュナ・レヴィ、美術のアントワーヌ・プラトー、編集のフランソワ・ジェディジエはいずれも前作「魂を救え!」に引き続き参加。出演は本作で96年度セザール賞最優秀新人男優賞を獲得したマチュー・アマルリック、「哀しみのスパイ」のエマニュエル・ドゥヴォス、「百一夜」のエマニュエル・サランジェ、「パリでかくれんぼ」のマリアンヌ・ドゥニクール、「プレタポルテ」のキアラ・マストロヤンニほか。

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ポール(マチュー・アマルリック)、29歳。高等師範学校で哲学を修めたエリートのはずだが、もう何年も博士論文を出せないまま、講師の座に安住してすでに数年。さらに、相性のよくない恋人エステル(エマニュエル・ドゥヴォス)と、ズルズルと10年間も交際中。同居している従兄弟のボブ(ティボー・ド・モンタランベール)と彼が現在つきあっているパトリシア(キアラ・マストロヤンニ)、親友のナタン(エマニュエル・サランジェ)とその恋人シルヴィア(マリアンヌ・ドゥニクール)といういつものメンバーで食事。エステルは大遅刻。一同はシルヴィアの兄ジャン=ジャックの家のパーティーに。ポールは彼と同棲しているヴァレリー(ジャンヌ・バリバール)に出会う。 ポールは二年前、ナタンにシルヴィアを紹介されたときから、彼女にひかれていた。ポールはナタンにかくれてシルヴィアと付き合うが、お互いにナタンへの気兼ねからなかなか先に進まない。ヴァレリーが彼に電話してきて、自分の論文の指導教官になってほしいという。ナタンの忠告も虚しく、積極的な彼女はどんどん彼の生活に侵入。春。エステルは国立通訳学校に合格。ポールは彼女と別れるが、エステルはその後も彼に会いたがる。ヴァレリーはポールに本格的に付きまとい、学校の授業に押しかけ、自分は子供の頃父に性的虐待を受けたと告白。ポールは大学に嫌気がさしていたこともあり、辞表を提出して論文に専念。 あるパーティー。ポールはジャン=ジャックとヴァレリーと同席。気まずい思いをするが、偶然彼女の手帳を盗み読み。その中の日記に、父との近親相姦の話は嘘だと書かれていた。ポールはヴァレリーと別れた。 ポールは論文に集中し、ついに書き上げてナタンに見せる。感心したナタンは出版を勧め、編集者にシルヴィアを推薦し、シルヴィアとポールは気まずい思い。一方エステルは久々にポールに会ったが、二人の仲は完全に終わり。ポールはシルヴィアに電話。シルヴィアは私たちはとっくに終わっているが、私に会ったことであなたは変わった、という。ポールは初めて、本当の意味で一人前の人間になったと思えた。

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作品データ

原題 Comment je me suis dispute...(ma vie sexuelle)
製作年 1996年
製作国 フランス
配給 セテラ・インターナショナル
上映時間 178
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