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75年のフランスを舞台に、5人の高校生の青春群像を独特のおかしさとポエジーで描いた物語。フランスの俊英映画監督、セドリック・クラピッシュが「百貨店大百科」と「猫が行方不明」の間に作った長編第3作で、彼の半自伝的な体験が反映された内容だという。製作は「猫が行方不明」のアイッサ・ジャブリファリド・ラウアサ。撮影のドミニク・コランほかクラピッシュ作品の常連スタッフが参加。音楽はオーブニングとエンディングに使われたテン・イヤーズ・アフターの『アイム・ゴーイング・ホーム』をはじめ、ジャニス・ジョプリン『ジャニスの祈り』、ジミ・ヘンドリックス『風の中のマリー』『1983』、ピンク・フロイド『光を求めて』『エコーズ』など60年代末から70年代初頭にかけて流行したロック/ポップ・ミュージックが全編に流れている。出演は「猫が行方不明」のロマン・デュリスニコラ・コレツキー、「いちばん美しい年令」のヴァンサン・エルバズ、「スタンダール・シンドローム」のジュリアン・ランブロジニ、「スタン・ザ・フラッシャー」「タンゴ」のエロディ・ブーシェ、「愛人/ラマン」のリザ・フォークナー、「王妃マルゴ」のジュリー=アンヌ・ロート、「カンヌ映画祭殺人事件」のエレーヌ・ド・フジュロルや若手スターたちに加え、「僕は、パリに恋をする」や「百貨店大百科」で共同脚本と台詞を担当した才人ジャッキー・ベロワイエが助演している。94年シャムルッス・ユーモア国際映画祭グランプリおよびフィパドールを受賞。

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パリのリセ(高校)の4人の同窓生のブリュノ(ジュリアン・ランブロシニ)、アラン(ヴァンサン・エルバズ)、モモ(ニコラ・コレツキー)、レオン(ジョアキム・ロンバール)が数年ぶりに産院で再会した。4人の親友だったトマジ(ロマン・デュリス)がドラッグの飲み過ぎで死に、そのガールフレンドだったソフィー(エロディ・ブーシェ)が子供を出産しようとしている。待合室で4人が思い出すのは、トマジと自分たちのリセでの最後の1年のこと。75年のパリのリセ、モンテスキュー校。学園闘争がフランス全土に燃え上がっていた頃。彼らは何かしたいと思いながら、真面目なレオンはどのセクトにもなじめない。失業反対デモのビラに埋め尽くされた構内の壁に、トマジは冗談ビラを貼って、モロニ校長をあきれさせる。社会の授業では、レオンは隣の席のマリー(ジュリー=アンヌ・ロート)が自分に気があるのを知りながら、ブロンドのクリスティーヌ(エレーヌ・ド・フジュロル)が気になる。体育の時間、トマジがフェリーニの「アマルコルド」の真似をしてジャングルジムのてっぺんで「女が欲しい!」と叫んで厳重注意をくらう。そんな悪ガキたちが、バーバラ(リザ・フォークナー)という魅力的な女の子がロンドンから英語のアシスタントとしてやって来た時から、急に授業に熱心になった。デモへの呼びかけの討論で、レオンはなぜデモに行くかを話し合うべきだと主張するが、ほかの4人は女の子が行くなら俺も、というのが本音。ブリュノはトマジに呼び出されて夜の町へ。ドラッグを売人から買い、その友達で謎の男ジョー(ジャッキー・ベロワイエ)に連れられ、秘密のパブへ案内される。デモの当日。最終学年の教室は受験一色で、デモどころではない。レバプリック広場を占拠して意気上がるが、機動隊の催涙ガスで蹴散らされる。芝生の公園でレオンはマリーと些細なことから喧嘩。ソフィーはトマジと話し合うが、彼女は彼がいくらはしゃいでも孤独であることを知っている。ブリュノはトマジを援軍につけて、バーバラの家へ。彼女に誘われてキスを交わし、ベッドインするブリュノ。翌日、そのことを知ったアラン、モモ、レオンには、これまでの人生で最大のショックだ。10年後、俺たちはどうしてるのかな、と話し合う5人。トマジはサーカス団員、モモは実家のパン屋だけは嫌。アランは何かは分からないが世界チャンピオン。アランは精神科医になる勉強を、レオンは建築士の勉強をしている。そして、ブリュノの夢はミュージシャンだ。内申書会議があり、トマジは決定的な問題児扱いだったが、数学教師の力説のおかげで試験の結果次第ということに。クリスティーヌを家まで送るレオンは、彼女と普通に話そうと思っても、つい説教口調になってしまう。もし、その時彼女とキスでもしていたら、人生が変わっていたかも。バーバラの帰国の日。ブリュノは素直になれず見送りに行けなかったが、トマジに尻を叩かれて駅に着いた時には、列車は出発していた。その後、ロンドンで彼女に再会したが、ブリュノも彼女も変わってしまっていた。受験直前の模擬試験の日。ブリュノはドラッグでラリっているトマジに、受験をやめて音楽を目指すと決心を告げた。トマジは学校に現れて騒ぎを起こし、退校処分に。ひとりよろよろと去るトマジを、ほってはおけないとソフィーが追った……。朝。無事に生まれた女の子を抱くソフィーを見守る4人。「来週また来よう、だけど久しぶりに会ったのだから」と、彼らは近くのカフェに笑いながら去る。

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作品データ

原題 Le peril jeune
製作年 1994年
製作国 フランス
配給 フランス映画社
上映時間 106
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