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人生の秋を迎えた男の、ある青年との友情と最後のささやかな冒険を描く人間ドラマ。監督は「ヘッドライト」「地下室のメロディー」の名匠アンリ・ヴェルヌイユ。製作はジャック・バー。アントワーヌ・ブロンダンの原作小説を基にフランソワ・ボワイエが映画向けに脚色、台詞は脚本家のミシェル・オディアール。撮影は「希望/テル・エルの山々」の名手ルイ・バージュ。主演はヴェルヌイユとは「ヘッドライト」「地下室のメロディー」で組んだ、フランス映画最大のスター、ジャン・ギャバンと、当時「勝手にしやがれ」で一躍スターダムに踊り出たジャン・ポール・ベルモンド。共演は「審判」「パリの灯は遠く」のシュザンヌ・フロンほか。ビデオ発売のみだったが、ジャン・ギャバン没後20周年を記念し、製作後34年を経て日本初公開となった。

4/5
総評価数 4
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Dデー前夜。ノルマンディーの海辺の町ティーグルヴィル。町外れの娼館のバーでは、いつものようにホテル経営者アルベール・カンタン(ジャン・ギャバン)が居酒屋の主人エノー(ポール・フランクール)を相手に、海軍時代の中国体験の話を肴に大酒を食らっていた。その夜、激しい空襲で防空壕に退避したアルベールは、妻シュザンヌ(シュザンヌ・フロン)に「もし無事戦争を切り抜けられたら酒を止める」と誓う_終戦後10余年が過ぎたある夜、ガブリエル・フーケ(ジャン=ポール・ベルモンド)という青年がカンタンのホテルに着いた。主人の禁酒以来このホテルでは酒は出さないという話しに、フーケはエノーの居酒屋へ繰り出し、泥酔して騒ぎを起こす。彼は町外れの寄宿学校にいる娘マリーを引取りにきたのだが、酔っては先妻のいるスペインに思いを馳せるのだった。カンタンはそんなフーケに、酒に溺れては中国での冒険の思いでに浸っていた自分を思い出すかのように親近感を覚える。シュザンヌは夫婦そろっての付き合いでフーケに親しみを感じながらも、この青年が夫に与えるかも知れぬ影響を恐れる。万聖節の初日の朝、酔ったフーケは公道の真ん中で車相手に闘牛を始め、警察に拘留される。カンタンはその身柄を引き取り、彼を連れて10数年ぶりに例の娼館を訪れ、昔ながらに大酒をする。二人はエノーの居酒屋に殴り込み、寄宿学校に押しかけ、ついで町の雑貨屋“青ひげ”(ノエル・ロクヴェール)の店にあった花火を思い出す。二人と“青ひげ”は深夜の海岸で盛大に花火を打ち上げる。翌日フーケは娘を引き取って町を去る。カンタンは毎年の万聖節の習慣通り父の墓参りに行くため、同じ列車で二人に同行する。カンタンはマリーに中国で冬に見かける迷い猿の話をして、自分の駅で下りる。駅のホームでベンチに座ったカンタン_そして老人は長い冬に入っていった。

作品データ

原題 Un Singe en hiver
製作年 1966年
製作国 フランス
配給 ケイブルホーグ
上映時間 102
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レビュー

もちろんジャン・ギャバンです

投稿者:tnakamr

(投稿日:2010/12/24)

この作品を見た人にしかわからない世界があるとしか適切な表現が…

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2020/7/13更新
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