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ヌーヴェル・ヴァーグの名匠、エリック・ロメールの連作シリーズ『喜劇と箴言』の第2作。製作は80年代のロメールの全作を手掛けたマルガレット・メネゴズ。脚本もロメール撮影は「飛行士の妻」に引き続き、ベルナール・リュティックで、当時としては珍しくフジカラーが使われて独特の色彩効果を出している、同時録音による録音は「飛行士の妻」のジョルジュ・プラとジェラール・ルカで、通常のブーム・マイクに加えて新式のワイヤレスマイクが駆使された。編集は「モード家の一夜」以来監督と組むセシル・デキュジスとリサ・ヘレディア。出演は「クレールの膝」のベアトリス・ロマン、「メランコリー」の名優アンドレ・デュソリエほか。撮影は24時間耐久レースで有名なルマンを中心に行われた。フランス・シネマ大賞受賞。

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パリで美術史の勉強をしているサビーヌ(ベアトリス・ロマン)は画家で妻子持ちの愛人シモン(フェオドール・アトキーヌ)に嫌気がさし、結婚を決意する。理想は医者と結婚して好きな絵の仕事を続ける親友のクラリス(アリエル・ドンバル)のような生活。クラリスはサビーヌに従兄弟で弁護士で独身のエドモン(アンドレ・デュソリエ)を紹介する。サビーヌが古美術商で仕事をしていると聞いたエドモンは、ちょうど探している陶器があると話す。彼は急用で挨拶もそこそこにパリに帰るが、クラリスの話だとどうもサビーヌが気に入っているらしい。サビーヌは仕事先で入手した情報からエドモンに探している陶器の持ち主を紹介する。週末エドモンは陶器を買い取り、そのあと二人で食事をする。クラリスは彼と結婚する決心を固めた。弁護士の玉の輿であれば怖いものはない、彼女は店主(ユゲット・ファジェ)から店を通さず、取引をしたことをしかられると、自分から仕事を止めてしまう。サビーヌは昔の恋人で教師をしているクロード(ヴァンサン・ゴーチエ)に会い、自分は玉の輿に乗るのだと自慢する。彼に世の中はそんなに甘くないと言われても、まったく聞く耳もない。果して、多忙なエドモンはサビーヌの電話にもなかなか出てくれない。誕生日に招待しても仕事の合間を縫って顔をだすだけですぐに帰ってしまう。パリに戻って電話をしてもなしのつぶてで、サビーヌは意を決して彼の事務所に押しかける。エドモンは非常に礼儀正しく、今は結婚の意思はなく、彼女のこともいい友達だが愛してはいないと告げる。サビーヌは意地になって、「私はあなたと結婚したがってるなんて勝手に思わないでよ」とヒステリックにわめきたてる。その後サビーヌはクラリスに、自分はエドモンなんて愛してはいなかったと自分を正当化する。ある日、パリ行きの列車のなかで、彼女は長髪の男性と目が合う。

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作品データ

原題 Le beau marriage
製作年 1982年
製作国 フランス
配給 シネセゾン
上映時間 100
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