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徳川五代将軍の座を巡る熾烈きわまりない跡目争いを豪快に描く時代劇。脚本は「陽炎」の高田宏治が執筆。監督は「必殺!5 黄金の血」の舛田利雄。撮影は「動天」の北坂清がそれぞれ担当。

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延宝八年、春。四代将軍・家綱は、体が弱く世継ぎもいなかった。江戸幕府の大老・酒井雅楽頭忠清は、時期将軍候補として家綱の次弟・綱重を擁立。大半の賛同は得たものの、尾張当主・徳川光友だけは異を唱える。将軍位継承の権利は御三家にもあるというのがその理由だった。家綱に変わって独裁政治を敷く酒井には反感を持つ者も多い。三代将軍・家光の血を引く館林当主・綱吉もそのひとり。そんな中、堀田備中守正俊に綱重出迎えの大命が下った。だが江戸への帰還中、綱重は何者かに殺されてしまう。そこで先代家光の側室・桂昌院は実子の綱吉を五代将軍にと願うが、酒井は強硬に異議を唱える。桂昌院は酒井とは最早戦うしかないと決心し、堀田に助力を求めた。だが家綱は死に、時期将軍には甲府・綱豊にと遺言を残す。その報せを聞いた桂昌院は、酒井の謀略だと確信していた。そして老中稲葉美濃守の手元へ家綱直筆の遺言状が侍女によって差し出された。それには、次期将軍は館林・綱吉とはっきり記されていた。完全に敗北を悟った酒井は、綱吉を斬ろうと刀を抜くが、綱吉のあくまで鋭い眼光と威厳に満ちたその容姿に圧倒された彼はその場に平伏。そして徳川家への大逆をわび、切腹するのだった。

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作品データ

製作年 1991年
製作国 日本
配給 東映
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スタッフ

監督 舛田利雄
製作 高岩淡村上光一
プロデューサー 本田達男鎌田敏郎妹尾啓太
原案 桂木薫
脚本 高田宏治
企画 日下部五朗堀口壽一
撮影 北坂清
音楽 池辺晋一郎
美術 井川徳道
編集 市田勇
録音 伊藤宏一
スチール 中山健司
助監督 鈴木秀雄
照明 増田悦章
制作補 加藤浩輔

キャスト

酒井雅楽頭忠清 松方弘樹
桂昌院 十朱幸代
堀田備中守正俊 三浦友和
志母沢織部正 西岡徳馬
徳川家綱 金田賢一
徳川綱重 神田正輝
徳川綱吉 坂上忍
お栄 池上季実子
麻鳥 野村真美
稲葉美濃守正則 加藤武
徳川光友 金子信雄
徳川光圀 丹波哲郎
徳川光貞 神山繁
目羅源蔵 平泉成
護寺院隆光 伊藤敏八
千代姫 藤奈津子
久世大和守 唐沢民賢
大久保加賀守 江原真二郎
牧野成貞 大出俊
若林杢左衛門 下川辰平
日向法眼 西田健
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