映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 夏の庭 The Friends

真夏の神戸を舞台に、ワンパクざかりの男の子3人と老人との交流を描くドラマ。湯本香樹実の同名児童小説(福武書店、新潮文庫・刊)を原作に、「お引越し」に続いて相米慎二が監督。脚本は「夢二」の田中陽造、撮影は「ワールド・アパートメント・ホラー」の篠田昇が担当。主演の小6トリオはオーディションにより選ばれた。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第5位、同読者選出日本映画ベストテン第8位。1994年3月12日より大阪・京都・神戸先行公開。

3/5
総評価数 8
レビュー 1
投票 7
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 100% (1)
星4つ 25% (1)
星3つ 25% (4)
星2つ 0% (2)
星1つ 25% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

小学6年生のサッカー仲間、木山諄、河辺、山下の3人は、ふと人の死について興味を抱き、近所に住む変わり者の老人・傳法(でんぽう)喜八に目をつけ、彼がどんな死に方をするか見張ることにした。荒れ放題のあばら家にひとり住む様子を観察する3人に気づいた喜八は最初は怒り出すが、やがてごく自然に4人の交流が始まる。老人の指示通り子供たちは庭の草むしりや家のペンキ塗りを行い、庭にはコスモスの種を巻き、家は見違えるようにきれいになっていった。子供たちは喜八から、古香弥生という名の女性と結婚していたが別れたという話や、戦争中、兵隊をしていた時にジャングルの小さな村でやむを得ず身重の女の人を殺してしまった話などを聞く。3人は喜八の別れた妻を探し出すことにし、やがてそれらしき人を探し当て老人ホームに訪ねるが、部屋には担任の静香先生がいた。先生は何と弥生の孫だった。弥生はボケているのか夫は死んだと答えるばかりだったが、静香は喜八は自分の祖父に違いないと確信し、彼を訪ねる。だが喜八もそれを否定した。そんなある日、子供たちはサッカーの試合の帰りに喜八の家に寄ってみると、彼は既に息絶えていた。葬儀の日、3人の子供たちや市役所の職員、遺産のことばかり気にする甥の勝弘らが見守る中、静香に連れられ弥生がやって来る。じっと棺の中の喜八の顔を見つめていた弥生は、生きている相手に向かうかのように正座して「お帰りなさいまし」とお辞儀した。数日後、取り壊しを控えた老人の家を訪ねた子供たちは、暗い井戸の底からトンボや蝶、ホタルが次々と飛んでいくのを目撃する。それはまるでおじいさんが3人に別れの挨拶をしているかのようであった。

見たい映画に
登録した人
10

作品データ

製作年 1994年
製作国 日本
配給 ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
上映時間 113
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

監督 相米慎二
助監督 宮城仙雅
製作 伊地智啓安田匡裕
プロデューサー 加藤悦弘藤門浩之
脚本 田中陽造
原作 湯本香樹実
撮影 篠田昇
スチール 中原一彦
照明 熊谷秀夫上田なりゆき
音楽 セルジオ・アサド
美術 部谷京子
衣裳/スタイリスト 小川久美子
編集 奥原好幸
録音 野中英敏
スクリプター 河辺みつ子

キャスト

傳法喜八 三國連太郎
木山諄 坂田直樹
河辺 王泰貴
山下勇志 牧野憲一
近藤静香 戸田菜穂
木山ともみ 根本りつ子
葬儀屋 笑福亭鶴瓶
谷口コーチ 寺田農
長友 柄本明
勝弘 矢崎滋
古香弥生 淡島千景

レビュー

時折、美しい映像あり

投稿者:たっかん

(投稿日:2017/5/30)

冒頭は3人の少年物語かと思いきや、「死にそうな老人」(三國連…

[続きを読む]

支持者:0人

最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
一度死んでみた
一度死んでみた

父親が嫌いな娘が父親の死の真相を巡り巻き込まれる騒動を広瀬すず主演で描くコメディ

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

DCコミックスの人気キャラクター、ハーレイ・クインを主人公に描くアクション

三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実
三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実

1969年の東大全共闘との討論会を通して作家・三島由紀夫の生き様を浮き彫りにする

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 夏の庭 The Friends