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キャリアウーマンのOLが危険なオーラを放つ男と出会って、奇怪な事件に巻き込まれていくサイコ・サスペンス。高橋伴明監督の「DOOR」とOV『DOORII』に続く第3作だが、作品的に直接のつながりはない。監督は「勝手にしやがれ!! 強奪計画」など“勝手にしやがれ!!”シリーズが好調の黒沢清。脚本は「くまちゃん」の小中千昭が担当している。主演は「眠らない街・新宿鮫」の田中美奈子と、これがデビュー作となる中沢昭泰

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大手保険会社の外交員の佐々木京は、昇進まで後一歩というところで営業成績が伸び悩んでいた。ある日、新規の契約開拓のために飛び込んだビルで、京は美貌の青年と出会う。若くして外資系企業の上級管理職の座にある藤原美鶴というその青年は、不思議なオーラと怪しい香りを身にまとっていた。謎の多い美鶴に、京は警戒しつつも魅了されていく。美鶴と出会った日から、京の周りには奇怪な出来事が起きるようになっていた。いつも正体不明の女の影がつきまとい、無言電話もひっきりなしにかかってきていた。美鶴とたびたび会うようになった京は、怪しい言葉の誘惑に怯えながらも、次第に逆らえなくなっていく自分に気づいていた。どうやら美鶴に近づく女たちはみんな彼を愛し、かしづかずにはいられなくなるらしい。京の友人でライバル会社の外交員の礼子も、美鶴に出会った日から彼の奴隷のようになっていた。美鶴のデータを調べた京は、彼が妻の死によって多額の保険金を受け取っていたことを知る。京はかつて会社にいた阿部に当時のことを尋ねるが、阿部も美鶴の名前を記憶しているだけで詳しいことは覚えていなかった。美鶴の身辺調査を始めた阿部は報告書だけを残して、京の目の前で謎の死を遂げた。調査を引き継いだ京は、あるフェロモンを分泌する寄生虫が美鶴の秘密にかかわっているらしいことを知る。美鶴の家に侵入した京は、彼と彼に寄生していた謎の生物を殺し、元の日常へ戻っていった。それからしばらくして、男性社員をはべらせたオフィスの奥に、かつての美鶴のようにオーラをふりまく京の姿があった。

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作品データ

製作年 1996年
製作国 日本
配給 彩プロ
上映時間 88
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スタッフ

監督 黒沢清
製作 高澤吉紀
プロデューサー 藤田光男村野宏今泉裕美子
脚本 小中千昭
撮影 苧野昇
音楽 トルステン・ラッシュ
美術 小林和美
編集 菅野善雄
録音 芦原邦雄
スクリプター 出射一美
助監督 原正弘
照明 原春男

キャスト

佐々木京 田中美奈子
藤原美鶴 中沢昭泰
井岡礼子 真弓倫子
吉岡 長谷川初範
近江 天宮良
京の上司 山本紀彦
京の客 大杉漣
阿部雅夫 諏訪太朗

レビュー

なかなか面白い黒沢清監督作品

投稿者:たっかん

(投稿日:2014/1/18)

なかなか面白い黒沢清監督のサスペンス・ホラー映画。 あ…

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