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都電が今も走る昔ながらの街に、二人きりで暮らす兄妹の日常風景をスケッチ風につづった作品。監督は「病院で死ぬということ」の市川準。人々の生活の様子などドキュメンタリー風の映像をドラマの合間に織り込んだ独特の語り口が今回も印象的。ベルリン国際映画祭正式参加、エーテボリ映画祭正式参加、シンガポール国際映画祭出品。95年度キネマ旬報ベストテン第2位。

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両親を亡くし、兄一人妹一人で暮らしている日暮兄妹。兄・健一は古本屋に勤め、妹・洋子は高校卒業後、駅前の写真ラボ屋で働いていた。二人が生活している町は都電が走り、昔ながらの商店が並び、醤油の貸し借りをするような近所づきあいの残るちょっと古臭い町だった。健一は一家の生計を支える存在として関白であり、その態度は毅然としていた。洋子もそれを当然のことと受け止め、家事の一切と兄の面倒をよくみた。健一には恋人の桂子がいたが、妹が二十歳になるまで結婚は待ってくれという彼の言葉に愛想を尽かした桂子は、健一と別れてしまった。数日後、健一は家に友人で写真家の真を連れて帰って来る。洋子は真の顔を見て、彼が洋子の勤めるラボ屋にちょくちょくやって来る客だったことに気付いて驚いた。二人はそれ以来デートを重ね、洋子は家を飛び出して真と同棲を始めてしまう。胸中穏やかではない健一は、洋子に帰って来るように電話をかけるが、願いは聞き入れられなかった。だがある晩、飲み屋で泥酔した真が急死する。傷心の洋子は行き場を失い、真の葬儀があった夜、家に戻って来るのだった。こうしてまた日暮家の日常が再開された。しかしある晩、勤めから戻った健一は、門を潜りかけたところでその足を止め、再び表へ出て行ってしまった。彼の帰りを待っていた洋子は、その時、門の鈴の音が聞こえたような気がして顔を上げた。

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作品データ

製作年 1995年
製作国 日本
配給 ギャガ・コミュニケーションズ=ライトヴィジョン
上映時間 92
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スタッフ

監督 市川準
製作 鍋島壽夫
プロデューサー 吉田多喜男
原案 藤田昌裕
脚本 藤田昌裕猪俣敏郎鈴木秀幸
撮影 川上皓市小林達比古
照明 中村裕樹
編集 荒川鎮雄
録音 橋本泰夫
美術 磯田典宏
衣裳/スタイリスト 高橋栄音仲野かおり
音楽 梶浦由記
音楽プロデューサー 森康哲
スクリプター 川野恵美
スチール 坂口正光
助監督 吉川威史

キャスト

日暮健一 緒形直人
日暮洋子 粟田麗
三村真 手塚とおる
近所のおばさん 白川和子
林桂子 広岡由里子
和菓子屋のおかみ 角替和枝
豆腐屋の主人 小池幸次
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