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秋元隆太中山淳太朗の原作を、秋元隆太と鈴樹三千夫が脚色し「だから云ったじゃないの」の堀池清が監督した歌謡映画。「俺は淋しいんだ」の中尾利太郎が撮影した。

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東京検察庁で、慎吾は井口検事に取調べを受けた。彼は城北大学大学院の学生だ。作曲家志望で、フランス留学をめざしていた。“授業料値上げ反対”のデモで、公務執行妨害、傷害の疑いをかけられたのだ。見知らぬ女子学生を警官隊の暴力から救ったからだ。女子学生の名前も身許もわからなかったので、井口検事は慎吾の言葉を信じなかった。身柄不拘束の裁判を受けることに決った。慎吾は数日後、学校でその女子学生に出会った。二人は語り合う。慎吾は孤児だった。女は秋子といい、仏文専攻の学生だった。子供の頃から病弱だといった。それから、二人は度度逢った。留学生試験の前日、慎吾とあった後、秋子は一人の刑事から、彼の関係をいろいろきかれた。彼女の父は城南大学の校長だった。秋子は父と継母の富枝から彼とつきあうなといわれる。翌日、留学生試験が終り、約束の場所へついた時、秋子の姿はなかった。検察庁からは喚問状が来ていた。井口検事は秋子との関係を追求してきた。慎吾は沈黙を守った。数日後彼は秋子の家を訪ねた。富枝は秋子が交際を断るといったと伝えた。慎吾の起訴処分が決り、彼は停学になった。が、留学生試験には合格した。友達の藤村は彼を励した。秋子は高原のサナトリュームにいた。また発病したのだ。慎吾あての手紙は、富枝が届けさせなかった。それを知ると、秋子は慎吾のもとへ行き、彼を元気づけた。翌日から、彼は判事や、井口検事を歴訪し、留学許可を願った。秋子も父の友人の井口検事に頼むが、効果はなかった。慎吾は絶望し、自殺を計る。秋子は彼に輸血し、はげます。慎吾は立直り、裁判にのぞんだ。初めて秋子の名を明しまた自分の行動を恥じぬといった。裁判が終った時、条件つきで出国許可が下りた。井口検事が保証人になっていた。--慎吾は病床の秋子に励まされて出立した。しかし、その日、秋子は死んだ。

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作品データ

製作年 1959年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 62
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スタッフ

キャスト

辻本慎吾 沢本忠雄
雨宮秋子 稲垣美穂子
藤村 近藤宏
井口検事 芦田伸介
沢崎判事 下元勉
飯島弁護人 伊達信
雨宮秀明 松本染升
雨宮富枝 小園蓉子
お時 初井言栄
小池 神戸瓢介
高松 木下雅弘
横田 林茂朗
島本 上野山功一
峯岸 野呂圭介
刑事 宮原徳平
井口達子 原恵子
流しのバンドマン 島村謙二
流しのバンドマン 光沢でんすけ
流しのバンドマン 和田弘とマヒナ・スターズ
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