映画-Movie Walker > 作品を探す > 倖せは俺等のねがい

真山美保の舞台劇『ああバラの花は何処に咲く』より「多情仏心」の新藤兼人が脚本を書き「われは海の子」につづき宇野重吉の第三回監督作品。庶民のささやかな幸福と愛の美しさを描く。撮影は同じく「われは海の子」の荒牧正。主演は「フランキーの宇宙人」のフランキー堺、「マダム」の左幸子、劇団・若草の高野通子草山英明、毛利光弘、近藤三則、「愛ちゃんはお嫁に」の高田敏江。

この作品はまだレビュー・投票されていません。
ぜひ最初のレビューを投稿してください。
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ
星4つ
星3つ
星2つ
星1つ

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

原っぱの真中にポツンと建った新築のバラック。製鉄工場の職工五郎君と製菓工場の女工百合子さんが四年がかりでやっと建てた愛の巣である。友人たちの手伝いで夕方には引越騒ぎも静まり五郎君と百合子さんは四日後に控えた結婚式の喜びに胸をふるわせていた。やっと二人きりになって、ジッと見つめ合う二人!……とその時急に玄関が開いて薄汚い四人の子供たちが入り込んで来た。この子供たちは向島のバタ屋街で父親に死なれ、親類の連中がかかり合うのを恐れて百合子さんに面倒を押つけて来たのだ。ところが、彼女のとこの子供たちは遠い遠い血縁関係で他にもっと近い親戚がいくらでもあるのだ。この突然の乱入者は二人の当惑をよそに我物顔に居据ってしまった。結婚する前から子供が四人も居たのでは、落着いて新婚生活を楽しめないと、二人はため息。そこで、一晩中考えた挙句、子供たちを押しつけて寄こした親類を集めてそれぞれ一人ずつでも引取ってもらおうとしたが、勝手なごたくを並べると、我れ勝ちに逃げ出してしまった。途方に暮れた二人は、最後の手段として子供たちに荷札をつけて一軒一軒親類へ送り返した。--かくて、やっとの思いで結婚式を挙げ友人たちに祝福されながら、夢のような新婚第一日が明けたが、二人の心はなぜかすっきりしなかった。それは自分の幸せのために捨てた子供たちのことが忘れられなかったからであった。その時、冷い親類の仕打ちにたえかねて逃げ戻って来た二人の子供の姿をみつけた。聞くとみんな飛出して来たという。この子供たちを見た時、百合子さんは決心した。「どんなに辛くても、私はこの子たちを育てよう」と。百合子さんと五郎君は他の二人の子供たちの姿を求めて夕陽が赤く燃える街に飛出して行った……。

見たい映画に
登録した人
1

作品データ

製作年 1957年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 91
ソーシャルブックマーク登録
はてなブックマーク
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

監督 宇野重吉
製作 大塚和
原作 真山美保
脚色 新藤兼人
企画 民芸映画社
撮影 荒牧正
音楽 佐藤勝
美術 平川透徹
録音 丸山国衛
照明 内藤伊三郎

キャスト

須藤五郎 フランキー堺
須藤百合子 左幸子
大木陽子 高野通子
大木一郎 草山英明
大木正次 毛利充弘
大木道夫 進藤三則
重田糸治 滝沢修
大木成吉 清水将夫
鈴木いし 北原文枝
川村みね子 武智豊子
田島 伊達信
内藤 草薙幸二郎
山田 梅野泰靖
高田 福田秀実
須山 柳谷寛
小森 星野和正
道子 神谷千史
高田敏江
きみ子 中原早苗
幸子 大塚美枝子
春枝 神崎キヨ
牛乳屋 佐野浅夫
新聞屋 辻村真人
洗濯屋 波多野憲
酒屋 寄山弘
出前のそば屋 中野孝治
頭領 天草四郎
支那そば屋 大町文夫
労働者A 殿山泰司
労働者B 日野道夫
隣りの男 鶴丸睦彦
百合子の友達 伊藤周子
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > 倖せは俺等のねがい