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一昨年、京阪神地区で起った強盗殺人事件に取材した“小説公園”所載の樫原一郎の小説、『S・W・レボルバー銃』を「信号は赤だ」の吉田哲郎と「凸凹巖窟王 (二部作)」の松村正温が共同脚色した犯罪映画。監督は「運ちゃん物語」の天野信、撮影は、「編笠権八」の相坂操一。主演は「朱雀門」の舟木洋一、「朝の口笛」の月田昌也、「スタジオはてんやわんや」の苅田とよみ

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深夜、京都の街外れの派出所を襲い、当直の岡巡査を射殺、拳銃を強奪して逃げるという不敵な犯行が発生した。続いて映画館、銀行が相次いで襲撃されたが、賊は大胆にも「次は六の日の土曜日」と事件を予告して消えた。果せるかな、その日大阪の質屋が襲われた。大阪東署に設けられた特別捜査本部は、手口から見て同一犯人と断じ聞込みを始めた。殺された岡巡査の友人、倉田刑事もその一員だが、射的場を洗っているうちに“東京”と呼ばれる射的の名人を見つけ、怪しいと尾行を続けた。容疑者を追って、彼は京都から大津、ふたたび大阪とめぐり歩いた。ところが、倉田は容疑者を追うに急な余り本部と連絡を取らなかったかどで交代を命ぜられた。倉田の代りに池田刑事が“東京”の尾行を続けたが、気づかれて不意に拳銃で射たれた。弾丸を鑑定の結果、想像通り岡巡査の拳銃のものと判り、一連の凶悪事件の犯人は、この“東京”と決った。一方、“東京”こと近藤は危険を察知質屋襲撃の共犯者、大黒と桂馬の口から犯行が洩れるのを恐れ二人を追ったが、大黒は東京で倉田に逮捕された。だが近藤は、大阪に舞戻ったもう一人の桂馬を射殺後大胆にも白昼、大阪の派出所を襲い、巡査を殺して新しい筆銃を盗んだ。しかも、その足で隣の銀行に押入り五百万円を奪った近藤はパトロールカーの追跡を尻目に、車やスクーターを乗りつぎして懸命の逃走をはかった。いよいよ窮地に陥ると、砂遊びの子供を人質になおも警官隊の包囲網を逃出そうとした。しかし倉田刑事らの活躍で、弾丸を射ち尽した近藤は、鮮血にまみれた、その手に手錠をはめられてしまった。

作品データ

製作年 1957年
製作国 日本
上映時間 39
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スタッフ

製作 武田一義
企画 宮田豊
原作 樫原一郎
脚色 吉田哲郎松村正温
監督 天野信
撮影 相坂操一
音楽 高橋半
美術 菊地修平
照明 古谷賢次
録音 海原幸夫

キャスト

倉田一夫 舟木洋一
蟻本道子 苅田とよみ
白井刑事 藤間大輔
近藤条吉 月田昌也
池田刑事 伊達三郎
お慶 小柳圭子
安井警部 水原浩一
田中部長刑事 玉置一恵
森川部長刑事 寺島雄作
広瀬捜査一課長 志摩靖彦
岡巡査 高倉一郎
丹下 神田耕二
木村刑事 堀北幸夫
酔っ払いの客 岩田正
地ゴロA 福井隆次
桂馬 越川一
寿司屋の出前持金造 旗孝思
大黒 大国八郎
前田巡査 沖時男
二出川巡査 武田竜
地ゴロB 藪内武司
地ゴロC 遠山泰樹
上田刑事 郷登志彦
シャモ 浜田雄史
若い母 高原朝子
射的屋の女店員 石井トミコ
おかめのお内儀 小林加奈枝
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2020/10/25更新
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