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原作石坂洋次郎、監督丸山誠治、撮影西垣六郎の「山と川のある町」のトリオが、脚色に「蜘蛛巣城」の橋本忍を迎えて放つダイヤモンド・シリーズの第四弾。主な出演者は「雨情」の藤原釜足「この二人に幸あれ」の小泉博、「忘却の花びら」の安西郷子、「続御用聞き物語」の中田康子。ほかに賀原夏子東野英治郎千石規子など。

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東北で小さな雑貨商を営んでいる村井彦一の一生の念願は東京の問屋から安い商品を直接仕入れることであった。このための仕入金五万円は東京の会社に勤めている娘由子が月々送金してくれるのを貯めて出来た。同業者の木山に連れられて初めて上京した彦一は、娘由子の大歓迎を受け、しかも念願の仕入れも終り、いまさらながらに由子の親孝行に感激した。そして、これで由子にも故郷の小学校の先生をやっている恋仲の小倉と一緒にさせてやることも出来るとしみじみ思った。思えばこの東京での数日が、彦一にとって人生最高の幸福な日々であった。--帰りの汽車にはまだ時間があった。木山はいやがる彦一をむりやりにとある温泉マーク旅館に連れ込んだ。だが彦一は娘のことを思うと女に手を触れる気がしなかった。汽車の時間が迫って木山の部屋に行くとそこにいた女は、何と娘の由子ではないか。思いがけぬショックに彦一は我れを忘れた。怒りと失意のどん底にたたきのめされた彦一はその夜木山と正体もなく泥酔した。夜半、ふと酔眼を開いた彦一の眼に人を小馬鹿にしたようなひょっとこの面があざわらっていた。彦一に狂暴な怒りがこみ上げ、無意識のうちにヒョットコの首をしめてしまった。だが、それはお面をかぶった木山だったのだ。--翌日刑事部屋で取調べを受ける彦一の側には愚かな目をむき出したヒョットコの面が彦一を嘲笑うようにころがっていた。

作品データ

製作年 1957年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 61
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スタッフ

製作 宇佐美仁
原作 石坂洋次郎
脚色 橋本忍
監督 丸山誠治
撮影 西垣六郎
音楽 伊福部昭
美術 浜上兵衛
照明 猪原一郎
録音 西川善男

キャスト

村井彦一 藤原釜足
村井弓子 賀原夏子
村井由子 安西郷子
村井秋雄 若原亘
木山敬助 東野英治郎
倉田先生 小泉博
彦一の相手の女A 内藤貴美子
彦一の相手の女B 中田康子
宿の番頭近藤 佐田豊
宿の女中澄江 千石規子
由子の課長 若宮忠三郎
温泉マークの女将 水の也清美
温泉マークの女中 江幡秀子
刑事A 宮口精二

レビュー

音楽が最高!

投稿者:遅れてきた映画青年

(投稿日:2016/2/5)

タイトルにかぶる音楽だけを聞くと、完全に東宝特撮映画と勘違い…

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2020/10/25更新
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