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有名な落語“らくだの馬さん”の映画化、時代喜劇。「愛の海峡」の舟橋和郎の脚本から「母星子星」の石原均が監督、撮影は「純情部隊」の藤井静が担当する。主な出演者は「極楽島物語」のエノケン、益田キートン、「台風騒動記」の中村是好、「純情部隊」の杉狂児月丘千秋、ほかに宮川玲子日野明子花澤徳衛、おとぼけ半ダース(東撮の名物男グループ六人)など。 屑屋の久六は貧乏だが朗らかマン。今日も“屑屋ソング”など歌いながらお江戸のカマボコ長屋の横丁を歩く中、文字豊姐さんの唄声に魅せられ、常盤津の講習を受けてしまう。その頃、長屋の一同は桜見物で大騒ぎ。リーダーは浪人荒木の又兵衛と無頼漠らくだの馬さん。八木節踊りの酔いどれと悶着起した久六は馬さんの仲裁でケリはついたが、無けなしの二分銭を召し上げられて日干し同然の生活。唯一の慰めは屑篭から出た一枚の富クジ。だが馬さんは神罰てき面、河豚の手料理で中毒を起し死ぬ。ところが兄貴分半次が馬さんの死体を利用、久六を強制し死体を背負ってカンカン能を踊らせ、大家の佐兵衛から酒と煮〆をせしめる。馬さんの家で酒宴となるや、大酒飲みの久六は俄然気が強くなり主客転倒。そこへ久六の女房おせいが、富クジで千両当ったと知らせてくる。嬉しさの余り卒倒した久六に代り、その反動みたいにムックリ起き上る馬さん。一同の驚きをよそに、ようやく我世の春が来たらしい久六は女房や文字豊姐さんに抱えられて帰って行く。

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作品データ

製作年 1957年
製作国 日本
上映時間 84
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スタッフ

企画 依田一郎
脚本 舟橋和郎
監督 石原均
撮影 藤井静
音楽 山田栄一
美術 森幹夫
照明 銀屋謙蔵
録音 小松忠之

キャスト

久六 榎本健一
おちか 於島鈴子
おせい 宮川玲子
新吉 原国雄
お千代 藤田淑子
仙八 岡田みどり
佐兵衛 杉狂児
お幾 小峰千代子
文字豊 月丘千秋
らくだの馬 中村是好
手斧目の半次 花澤徳衛
荒木の又兵衛 益田喜頓
きく 日野明子
八木節連中の親方 曾根秀介
魚屋の小僧 山本いさむ
酒屋の小僧 河童六十四
八木節連中の踊子 富士山竜
八木節連中の踊子 長谷川晴男
八木節連中の踊子 清見淳
八木節連中の踊子 滝島孝二
神主 沢彰謙
引越しの男 丹羽一郎
花見の客 潮健児
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2020/10/27更新
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