映画-Movie Walker > 作品を探す > 鬼火(1956)

吉屋信子の原作を「不良少年(1956)」の共同脚色者の一人菊島隆三が脚色した、怪談味の濃いスリラー・ドラマ。監督は「続へそくり社長」の千葉泰樹、撮影は「不良少年(1956)」の山田一夫。主な出演者は「現代の欲望」の加東大介中村伸郎、「天国はどこだ」の津島恵子、「恐怖の逃亡」の中田康子、「処刑の部屋」の宮口精二など。

5/5
総評価数 2
レビュー 0
投票 2
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 100% (2)
星4つ 25% (0)
星3つ 25% (0)
星2つ 0% (0)
星1つ 25% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

ガス会社の集金人忠七は仲々の腕っこきだが、どうやら独身を持て余しているようだ。通り過ぎの女に向ける眼も何か異常である。初秋のある日、忠七は、水原という家に集金に行ったが、そこで、女中を手ごめにする主人水原の姿を見てしまった。眼を吊り上げて佇む忠七に、水原の怒声が飛び、会社の上役に告げると脅かされた忠七は惨めな思いで、その家を出た。やがて忠七は、焼跡の一軒家に来た。友人の吉川に、この家の集金は難しいと云われては来たが、荒れ果てた家屋に、忠七は何か薄気味悪さを感じた。応待に一人の女が出て来た。身なりはヨレヨレだが顔立ちは美しかった。溜ったガス代を催促すると、女は、病床に伏す夫修一の薬を煎じるためガスだけは止めないでと哀願した。忠七はその代償に悪党ぶってサービスを要求。その夜、待ちくたびれた忠七の許へ、夜遅くひろ子が訪れた。汚れた着物、やつれ果てた顔に忠七は思わず顔をそむけたがそれでも布団を敷こうと押入をあけかけた。そのとたん女は部屋を飛出して行った。翌日の夕暮、忠七は、腹立ちまぎれに、今日こそはと再び女の家を訪れた。暗い家の中、忠七は思わずギョッとした。土気色になった修一の死体の傍に、ひろ子の首吊死体がぶら下っていた。「勘弁してくれ」と集金鞄も放り出して逃げようとする忠七の前に、青白い鬼火のようなガスコンロの火が燃えていた。それっ切り、忠七の姿は皆の前から消え去った。

見たい映画に
登録した人
2

作品データ

製作年 1956年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 46
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

監督 千葉泰樹
製作 佐藤一郎
原作 吉屋信子
脚色 菊島隆三
撮影 山田一夫
音楽 伊福部昭
美術 中古智
録音 藤好昌生
照明 大沼正喜

キャスト

忠七 加東大介
ひろ子 津島恵子
修一 宮口精二
吉太郎 笈川武夫
水原 中村伸郎
女中 中田康子
吉川 堺左千夫
松田しげ 清川玉枝
押売りの男 広瀬正一
キャンデー屋 佐田豊
中流住宅の奥さん 中北千枝子
水原の奥さん 三條利喜江
すし屋の親爺 如月寛多
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
決算!忠臣蔵
決算!忠臣蔵

堤真一演じる大石内蔵助が予算内での討入りを達成すべく奮闘する時代劇コメディ

アナと雪の女王2
アナと雪の女王2

2014年に日本公開されたディズニーの人気アニメーション『アナと雪の女王』の続編

アイリッシュマン
アイリッシュマン

マーティン・スコセッシ監督×ロバート・デ・ニーロ主演、実在した殺し屋の半生を描く

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > 鬼火(1956)