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棟田博原作「サイパンから来た列車」を「まらそん侍」の八木隆一郎、「流星空手打ち」の小林太平、「風流交番日記」の須崎勝弥、「警視庁物語 逃亡五分前」の長谷川公之、KRプロデューサー近江浩一が共同して脚色し、「スラバヤ殿下」の佐藤武が監督、「怪奇黒猫組 三部作」の古泉勝男が撮影を担当した。主なる出演者は、「早春」の笠智衆、「黒帯無双」の中山昭二、「薔薇の絋道館」の矢島ひろ子、「乱菊物語」の藤原釜足、「豹の眼」の伏見和子など。

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深夜、すでに灯の消えた東京駅十四番プラットフォームに、半透明の列車が音もなくすべり込んで来た。車輛から降りて整列したのは、サイパン島で玉砕をとげた部隊の将兵たちである。隊長の秋吉少将は「自分たちの肉親がどうなっているか見てくるように」と訓示を与えたあと、二重橋に向った。那須中尉が許婚の伊島雪子の家を覗くと、母親と二人ぐらしの彼女は女教師として働いていた。そして今でも那須を心の良人と決めていると知って、彼の胸には熱いものがこみ上げるのだった。河野中尉の家は焼けたままで、門柱だけしか残っていない。母の名を呼びながら夜の街をさまよう彼の姿はあわれである。この部隊に報道班員として従軍した能勢記者の愛妻キミ江は、社の同僚松木と再婚していたが、松木がキミ江と能勢の間に生れた光子を心から愛している様子に、能勢は彼らの幸福を祈りながら去った。二重橋で陛下に部隊を玉砕に至らしめた罪を詑びた秋吉少将は、その帰途、警官に連行されて行く自動車強盗がわが子だと知り愕然とした。手錠のまま逃走を図った息子は射殺された。その亡骸を抱えて秋吉は自分の死を呪わずにはいられない。気の弱い志水一等兵が、戦友町田一等兵につき添われてわが家へ帰ると、妻は内職のミシンを踏んでいた。息子新太郎は電車の整備員、娘の春子は明日が就職試験だ。母子三人が生きて行く姿を見て、志水はどんなにうれしかったことであろう。かくて、東京駅十四番プラットフォームに集合した将兵たちは、再び列車に乗ってサイパン島へ向うのであった。

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作品データ

製作年 1956年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 84
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スタッフ

キャスト

秋吉善鬼少将 笠智衆
那須泰彦中尉 中山昭二
伊島雪子 矢島ひろ子
雪子の母 橘喜久子
河野照夫中尉 早川雄二
秋吉巖 和田孝
能勢記者 八木沢敏
松木次長 花布辰男
妻キミ江 清水谷薫
娘光子 山内敬子
志水一等兵 藤原釜足
妻ハツ 伏見和子
息子新太郎 大塚昌孝
娘春子 山崎幾子
ハツの母 岡村文子
町田一等兵 福岡正剛
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