TOP > 上映中の映画作品を探す > 花の三度笠

『平凡』連載の子母沢寛の原作を「花の喧嘩状」以来のコンビ犬塚稔田坂勝彦が脚色、監督した。撮影、音楽も同じ牧田行正渡辺浦人長谷川一夫山根寿子といった顔ぶれも同上だが、これに「銭形平次捕物控 金色の狼」の山本富士子、「魔剣」の長谷川裕見子、「春雪の門」の村田知英子などが加わっている。

0/5
この作品はまだレビュー・投票されていません。
ぜひ最初のレビューを投稿してください。
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ
星4つ
星3つ
星2つ
星1つ
見たい映画に
登録した人
0

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

名優嵐粂三郎の御曹子としてしつけられ、今は売出しの若手嵐粂吉は、父にも秘めた恋人--深川芸者の満津次がある。急にもち上った某藩留守居役日下部伊織の身請話で、家をぬけだした彼女が粂吉と相談中、その船宿へ不意にのりこんできた日下部一味との争いとなり、二階から水中におちた日下部がてっきり死んだものと粂吉は早呑込み。満津次ともども駆落ちした。二人は忽ちつかまったが、粂吉は岸壁から海へ転落したまま消息を絶つ。以来三年。--東海道の宿場宿場を、女を尋ねまわる旅渡世の男、その名も疾風の粂と変わる粂吉の姿である。その彼を嵐粂吉そっくりね、と岡惚れして追っかけまわすのは江戸生れのお政、迷惑がって彼が足をはやめる折しも、土地の顔役黒馬の庄五郎が生娘お光にからむのを目にして、さんざん打ちすえる。お光の叔母お倉に彼女を府中の親許鱗屋まで届けてくれと頼まれて、事の行がかり上ことわれず、承引する。府中では父粂三郎の一座が興行していた。男衆の桃六から日下部が生きていること、満津次が豊川の旅篭で女中をしていること、などの消息をきく。さらに彼がじつは贔屓筋の遠山信濃守の子であることを聞かされ、茫然とした。芝居見物にきたお政は、一座に嵐粂吉の姿を見かけないことから“疾風の粂”こそ彼に相違ないと見当つける。豊川へ飛んだ粂吉は、満津次の行方不明を知って落胆する。再び府中を経て江戸に立ちもどった粂吉は、偶然吉原土手で夜鷹に倫落した満津次と会う。恥しさのあまり急流に身を投げる彼女の後を追って、粂吉も飛びこんだ。--間もなく猿若町中村座に三年ぶりで粂吉が出演するとつたえられた。その初日。江戸に帰ったお政はむろん、今は粂吉女房の満津次、実父の遠山信濃守も桟敷に居ならぶ。舞台で白井権八に扮した粂吉が大立廻りの最中、彼に遺恨をふくむ日下部一派が匕首を閃めかせて舞台にかけ上ってくる。しかし粂吉の活躍と、小屋の者の応援で、難なく彼らは退散、日下部は遠山の配下に捕えられる。芝居は遅滞なくすすめられた。

作品データ

製作年 1954年
製作国 日本
上映時間 78
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

企画 高桑義生
原作 子母沢寛
脚色 犬塚稔
監督 田坂勝彦
撮影 牧田行正
音楽 渡辺浦人
美術 上里義三
照明 加藤庄之丞
録音 奥村雅弘

キャスト

嵐粂吉(疾風の粂) 長谷川一夫
満津次(おみつ) 山根寿子
お光 長谷川裕見子
お菊 山本富士子
お政 村田知栄子
嵐粂三郎 小堀誠
黒馬の庄五郎 瀬川路三郎
遠山信濃守 香川良介
片岡市十郎 水野浩
桃六 上田寛
中村勘三郎 原聖四郎
万吉 水原浩一
棚橋源右衛門 伊達三郎
布袋屋番頭仁三郎 石原須磨男
三島宿の地廻り 上久保武男
岩井半次郎 市川男女之助
日下部伊織 富田仲次郎
お村 大美輝子
お倉 浪花千栄子
お梅 金剛麗子
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

2020/10/26更新
映画ニュースランキング
Facebook&Twitter
MOVIE WALKER PRESS_Facebook MOVIE WALKER PRESS_twitter

TOP > 上映中の映画作品を探す > 花の三度笠