TOP > 上映中の映画作品を探す > この恋!五千万円

菊田一夫の放送劇「かもめ」を「無法者」の八住利雄が脚色、佐伯幸三が監督した。「坊っちゃん(1953)」の山崎一雄、「君の名は 第二部」の古関裕而がそれぞれ撮影、音楽をうけもっている。出演者は、「浮気天国」の伴淳三郎、「びっくり太平記」の柳家金語楼「幸福さん」の伊豆肇、「母の湖」の三益愛子、「一等女房と三等亭主」の小川虎之助、「赤線基地」の根岸明美、「次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路」の豊島美智子、「サラリーマンの歌」の坪内美子、宝塚の浅茅しのぶなど。

5/5
総評価数 1
レビュー 0
投票 1
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 100% (1)
星4つ 25% (0)
星3つ 25% (0)
星2つ 0% (0)
星1つ 25% (0)
見たい映画に
登録した人
1

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

稀代のペテン師として悪名を売る長曾我部久太郎は、散々荒した東京を捨てて、志摩半島ちかく、渡鹿野島に高飛びした。島一番の長者俵堂家が行方不明の相続人久太郎を探ねあぐんでいるときき、早速その久太郎に化けて乗りこんだ。俵堂家の当主お登代は盲人だが、顔を撫でれば真正の息子は判明するとあって、何十人も現われたニセモノを退散させていたのである。が、意外にも登代は久太郎を我が子と認め、涙をながしてよろこんだ。遠縁にあたる役場の助役吾一や、県議の亮助がしきりにニセモノの証拠をつかんではたきつけるが、登代の信念はびくともしない。名ペテン師の身上をみろ、と久太郎も大得意である。登代には久太郎の妹にあたる娘昌枝があり、この島一の旅館を経営している。かつて盲目の登代をすて、妾のおふみと一緒に満洲に渡った夫が窮死してより、おふみともども引取った子どもが、昌枝である。御曹子になり澄ました久太郎には、海女の志保や女子大学生の君子など引く手あまただが、本人は美しくやさしい昌枝に心をひかれていた。が、それを打ちあけようにはペテン師の仮面を脱がねばならず、久太郎もさすがに苦悩の味を知る。昌枝の兄として日々を経るうち、彼の心にほほのぼのとした善意が蘇えってくる。小学校の改築や図書館建設、不漁にくるしむ海女たちの生活救済に惜しげもなく寄附金を投げだし、島の人望も彼の上に傾いてくる。とこうするうち、東京から探偵が長曾我部の調査にやってきた。一夜久太郎を追い出そうとするおふみと口論した登代は、ショックで急死する。追求の手をかんじた久太郎は、吾一、亮助、ふみ、昌枝らをあつめて一切を告白したが、意外にも探偵らの調査は長曾我部がかつて失踪した俵堂の跡取息子に相違なしという証拠をみつけてくる。さらに昌枝がじつはおふみと共謀して俵堂家を乗取ろうつもりの大ペテン師と判明する。急転直下、ペテン師の恋は実をむすぶこととなった。久太郎は正真正銘の相続人として遺産を公平に分配したあと、じぶんは一文を身につけずに昌枝ともども刑事にひかれて、しかし心ははればれと島を去った。

作品データ

製作年 1954年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 84
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

製作 山本紫朗
原作 菊田一夫
脚色 八住利雄
監督 佐伯幸三
撮影 山崎一雄
音楽 古関裕而
美術 村木忍
録音 藤好昌生
照明 横井総一

キャスト

長曾我部久太郎 伴淳三郎
須山正夫 如月寛多
川田吾一 トニー谷
橋本亮助 柳家金語楼
望月二郎 伊豆肇
畑中三造 瀬良明
佐吉 小野田勇
大町英助 三木のり平
江藤仙右衛門 小川虎之助
登代 三益愛子
昌枝 浅茅しのぶ
ふみ 坪内美子
里枝 熱海サチ子
志保 根岸明美
君子 島秋子
島の娘 豊島美智子
島の娘 鏑木はるな
半纏着の男 堺左千夫
刑事 千葉一郎
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

2020/10/27更新
映画ニュースランキング
Facebook&Twitter
MOVIE WALKER PRESS_Facebook MOVIE WALKER PRESS_twitter

TOP > 上映中の映画作品を探す > この恋!五千万円