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「しかも彼等は行く」のコンビ内藤保彦の脚本を、大野徹郎が監督した青春編。撮影は「銀嶺の王者」の生方敏夫

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水上俊二は女のことから不良学生を殺して、この多摩の少年院に入った。出所した彼を迎えたのは、仲間のズべ公京子や乾分の啓太ではなく、“あなたのお姉さん”と称する見ず知らずの女性だった。古巣の盛り場には愚連隊の関根がのさばっていた。京子はパーマ屋に住み込んでいた。京子を世話したのは、出所した俊二を迎えた女性、坂本美沙だった。美沙は俊二が殺した不良学生の姉で、彼等の更生こそ復讐だと信じて非行少年を守る会“B・B・C”に入会したのだった。京子と美沙に励まされた俊二は、デパートの配送所で働き始めた。が、俊二は配送の出先で知り合った園田典子と派手に遊び出した。或る夜典子と遊んで帰った俊二は、配送所の守衛殺しという罪名で逮捕された。この窮地を救ったのは美沙だった。京子が間もなく典子の存在を知った。怒った京子は関根と共謀して、典子の父をゆすった。俊二と典子は同棲した。京子は関根の女になり、再びふしだらな生活に戻った。典子が貧乏に耐えられず、俊二たちの仲もくずれた。美沙は恋人にも裏切られた。彼は美沙の友人和代と関係していた。美沙は、いつか俊二を愛していたことを知った。自棄になった俊二は京子とヨリを戻していた。美沙は俊二を救うのは肉体の結びつきだけだと思った--。美沙のベッドは、俊二の呻き声と共に血の海と化した。嫉妬した京子の仕掛けたナイフが、俊二の背中にささっていた。太陽の光に青白く輝く俊二の死顔を、美沙はやさしく撫でた。

作品データ

製作年 1960年
製作国 日本
上映時間 83
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スタッフ

キャスト

坂本美沙 高千穂ひづる
弟正行 中原功二
父文三 佐々木孝丸
母くに 三宅邦子
水上俊二 ささきいさお
左竹京子 炎加世子
園田典子 瞳麗子
神崎明 内田良平
久保和代 田代百合子
関根 石浜朗
啓太 松崎慎二郎
関根の乾分 小瀬朗
芳江 桜むつ子
高林刑事 西村晃
少年係の刑事 田村保
友子 中圭子
朱実 山科ゆかり
林洋介
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2020/7/2更新
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