映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 白子屋駒子

舟橋聖一の週刊誌連載小説を、「歌行燈」の衣笠貞之助が脚色し、「女妖」の三隅研次が監督した悲恋もの。撮影は「大江山酒天童子」の今井ひろし

0/5
この作品はまだレビュー・投票されていません。
ぜひ最初のレビューを投稿してください。
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ
星4つ
星3つ
星2つ
星1つ

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

材木問屋白子屋の一人娘駒子は江戸一の美人といわれ降るように縁談話があったが、番頭忠八を深く慕い歯牙にもかけなかった。忠義一徹の忠八は主家の娘と使用人、不義はお家の法度と、駒子の愛情を拒み通していた。白子屋の主人庄三郎は養子旦那であり、店は一切女房のお常が切り廻していた。そして夫のおとなしいのをよいことに、お常は髪結いの清三郎と密通していた。ある晩、材木町一帯が火事に包まれた時、駒子の危急を救った忠八は自分が駒子を愛していることを知った。二人の人目を避けての逢う瀬が続いた。一方、若い清三郎におぼれるお常は商いの金まで手につける始末、白子屋の店は大きく傾き始めていた。悪にたけた清三郎は、駒子に持参金つきの婿をとることを勧めた。婿探しに懸命になったお常は、金貸し川喜多の番頭又四郎が駒子に惚れているのに目をつけ、千両の持参金で婿入りする話を決めた。が、駒子の返事がないのを不審に思ったお常は駒子と忠八の仲を臭ぎつけた。清三郎は忠八を木場に連れ出しおどしをかけるが、通りかかったスリ小鴉のおぎんが忠八をかばった。その時おぎんは誤って清三郎の仲間を射殺してしまう。忠八はおぎんの仲間として奉行所に捕われた。その知らせに動顛した駒子に、お常は躍起となって又四郎との縁談を進め強引に結納を交わしてしまった。駒子は死ぬ気で家を出るが浪人安倍丹後に救われ、家に連れ戻された。お常は忠八が処刑されたと嘘を言い遺髪をみせた。今はすべてを諦めた駒子は又四郎を養子に迎えた。奉行所に引かれた忠八は無実の罪が晴れて放免された。それを知った駒子は人妻の身を顧みず、夫の留守に忠八を我が家に引き入れた。こうしたかくれた逢う瀬も長く続くはずはなく、遂に倉の中で抱擁する二人の不義の場を又四郎に発見されてしまった。逆上した又四郎と争う中に駒子は誤って又四郎を殺害してしまった。不義の汚名と、夫殺しの大罪で駒子は忠八ともども引き廻しの上処刑されることになった。裸馬に乗せられた白無垢姿の駒子の凄艶な美しさに野次馬はどよめいた。父庄三郎は美しく生れついた娘の美しすぎるための不幸に泣いた。

見たい映画に
登録した人
0

作品データ

原題 The Devotion on the Railway
製作年 1960年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 92
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

キャスト

白子屋駒子 山本富士子
番頭忠八 小林勝彦
小鴉のおぎん 近藤美恵子
安倍丹後 島田竜三
養子又四郎 千秋実
髪結の清三郎 村上不二夫
白子屋お常 細川ちか子
白子屋庄三郎 二代目中村鴈治郎
番頭清兵衛 伊沢一郎
加賀屋長兵衛 香川良介
女房お民 近江輝子
おひさ 橘公子
おきく 浜世津子
おえい 小町瑠美子
目明し為吉 山路義人
野沢屋重兵衛 嵐三右衛門
川喜田初兵衛 南部彰三
劇中劇鳴神上人 尾上栄五郎
手代伊助 伊達三郎
劇中劇絶間姫 高倉一郎
吟味役人 原聖四郎
木挽の権太 堀北幸夫
備前屋主人 玉置一恵
まつ稲の女将 小林加奈枝
吉三 菊野昌代士
勝奴 愛原光一
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
サーホー
サーホー

『バーフバリ』シリーズのプラバースが主演を務めたインド発のクライムアクション

ジョン・F・ドノヴァンの死と生
ジョン・F・ドノヴァンの死と生

人気俳優の死の真相に迫る物語を描いた『マイ・マザー』のグザヴィエ・ドラン監督作

弥生、三月 -君を愛した30年-
弥生、三月 -君を愛した30年-

遊川和彦監督・脚本×波瑠&成田凌W主演で30年に及ぶ男女の愛を紡ぐラブストーリー

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 白子屋駒子