映画-Movie Walker > 作品を探す > サラリーマン目白三平 亭主のためいきの巻

「サラリーマン目白三平 女房の顔の巻」に続く目白三平もの。スタッフ・キャストはいずれも前作と同じ顔ぶれである。パースペクタ立体音響。

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目白三平は国鉄勤続二十五年平凡なサラリーマンだ。二人の育ち盛りの子供をかかえ、文子夫人は苦しい家計のやりくりに、ついグチも出る。長い結婚生活の疲れが二人に訪れてきたのだ。そんなある日、三平の郷里信州から、遠い姪にあたる柏木みさ子が彼を頼って上京してきた。旅館で病気になり一文もない彼女に三平は小遣い三千円をはたき、その上どうしても帰郷しないというので行きつけの喫茶店青い鳥の住込店員に使ってもらうことにした。若くて美しい姪の出現、三平は心うきうき帰宅したが、使い果たした小遣いの手前もあって文子夫人にはこのことを言いそびれた。三平は酒が飲めないので大の宴会ぎらいだが、臨時出費の穴埋めに課長から借金したため交換条件に定例の懇親会に出るハメとなった。泥酔した課長を送り届けて帰宅したのは午前二時。文子夫人のおかんむりにむしゃくしゃした三平は明日が母の日と聞いて余計くさった。嫌気がさした三平は翌日、夫人にさからって、みさ子を誘い東京見物に出かけた。怒った文子夫人も子供たちを留守番に映画見物。迷惑なのは子供たちで高校生の春木は公然と両親を批判、小学生の冬木は淋しそうだ。険悪な空気の中で目白夫妻の仲は気まずくなるばかり。三平にはみさ子の笑い顔がちらつく。そんな目白家に冬木の担任の先生が訪れ、採りたての南京豆と一通の御礼の手紙を差出した。それは、前に冬木が小遣いをさいて養老院の人たちへお菓子を届けた御礼で、目白夫妻は冬木のやさしい心根と、知らぬまに成長していく子供の姿に自分を顧みるのであった。夫婦は家庭の幸福を味わった。翌日、みさ子の父が上京、彼女は父の説得で帰ることになった。三平は三千円を返してもらい、それを文子夫人に渡した。

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作品データ

製作年 1960年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 78
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スタッフ

監督 鈴木英夫
製作 金子正且
原作 中村武志
脚色 松木ひろし井手俊郎
撮影 小泉福造
音楽 宅孝二
美術 小川一男
編集 岩下廣一
録音 伴利也下永尚
スチール 土屋次郎
助監督 長野卓
照明 金子光男
製作担当者 森本朴

キャスト

目白三平 笠智衆
目白文子 望月優子
目白春木 坂下文夫
目白冬木 日吉としやす
柏木みさ子 水野久美
高山良介 船戸順
高山つぶら 団令子
柏木雄太郎 松本染升
久野洋子 三田照子
久野敦子 浜美枝
海野夫人 賀原夏子
佐々木夫人 宮田芳子
先生 三島耕
相馬課長 松村達雄
相馬夫人 加代キミ子
柴田 田島義文
大沢 伊藤久哉
小牧和子 田村まゆみ
ゴムヒモ売りの老人 左卜全
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