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山本周五郎の『思い違い物語』を、「ひばりの森の石松」のコンビ鷹沢和善が脚色し、沢島忠が監督した娯楽時代劇。「浪人市場 朝やけ天狗」の吉田貞次が撮影した。

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泰助と泰三は仲よしの兄弟だったが、泰助はのんびり屋、泰三は粗忽者と性格は反対だった。兄の泰助は、主君松平長門守から初の国入りを控えて国詰めを命じられた。泰助来たるの報に、若葉城はわいた。兄弟の父の親友だった家老の山治右衛門がベタぼめするので、泰助は武芸百般の達人ということになってしまった。これは青年隊に反感を生じさせた。城下に着いた泰助は早速覆面の一隊に襲われて小川に落ち、山治家を訪れた時は全身濡れ鼠の有様だった。山治老や千賀、津留の姉妹らはがっかりした。数日後、江戸での泰助の行状を知らせる報告がつき、泰助の人気は一気に下落した。そんな時、弟の泰三がやってきた。彼は兄の悪口を耳にすると、兄をあざける侍達に鉄拳の雨を降らせた。さらに泰三は、藩の御料林の横流しに立合っていたという新井、角丸の二人を見つけて奉行のところへ連れて行った。しかし、結果は二人が首を斬られただけで、事件はうやむやのうちに終った。泰助の許へ、収納方下島孝之進の子供たちがやって来て父が殺されると訴えた。駈けつけた時はすでに遅かった。下島は汚職の黒幕は城代家老稲葉兵部で、今夜相模屋に集まると告げて死んだ。遂に泰助も怒り、丸太捧を抱えて一味の宴席に欧りこんだ。泰三と山治老も駈けつけた。--旬日後、若葉城に長門守がお国入りした。彼は泰助を城代家老に命じた。泰助が千賀と、泰三が津留と結ばれるのも間近いようだ。

作品データ

製作年 1960年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 86
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スタッフ

キャスト

典木泰助 東千代之介
典木泰三 中村嘉葎雄
山治右衛門 進藤英太郎
みね 岡村文子
千賀 大川恵子
津留 丘さとみ
稲葉兵部 山形勲
井上図書 原健策
安藤伊十郎 二代目澤村宗之助
下島孝之進 田中春男
原田孫兵衛 国一太郎
角丸平左衛門 阿部九洲男
新井新助 星十郎
金吾六平太 加賀邦男
本多九十郎 長島隆一
篠塚平太 香月凉二
高岸文吾 中村幸吉
相模屋 高松錦之助
与吉 中村時之介
お春 花園ひろみ
直助 片岡半蔵
下島源一郎 往多知仁
松平長門守知宣 萬屋錦之介
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2020/10/21更新
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