映画-Movie Walker > 作品を探す > 予科練物語 紺碧の空遠く

獅子文六の戦時中の小説「一号倶楽部」の映画化。「アイ・ラブ・ユウ」の松山善三が脚色し「暁の地平線」の井上和男が監督した。撮影は平瀬静雄

0/5
この作品はまだレビュー・投票されていません。
ぜひ最初のレビューを投稿してください。
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ
星4つ
星3つ
星2つ
星1つ

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

石渡竹は殺人罪の刑期を終えて釈放される男の身許保証人として土浦から上京した。竹には全く記憶がなかったが、所員に連れられて来た雑賀を見ているうちに昭和十八年の頃をはっきり思い出した。--夫と愛児を亡くした竹は二階を予科練の倶楽部として解放した。雑賀、山川、福永、武光、中西、須見等十六人の若人たちは竹を実の母親以上に慕った。竹も彼らをわが子のように可愛がった。ある日、竹の姪お雛が倶楽部にやって来た。そして生徒らとすぐ仲良くなった。特に山川とは親しくなった。そんな時、雑賀の姉綾子と山川の母親が倶楽部に訪ねて来た。山川は母親が継母であるという理由だけで会いもしなかった。雑賀は姉から、出征する恋人との結婚の相談を受けるが個人の幸福を考える姉の態度に反発した。昭和十九年土浦を卒業した十一班の生徒は霞ケ浦に入隊。新聞はサイパン玉砕を報じていた。練習生たちは特攻隊志願のマル印を書きこんで提出した。そして武光、中西、佐々木、井上等は九州の特攻基地へ転属することになった。「おばさんお元気で」と言って去って行く中西たちの言葉に竹とお雛は顔を抑えた。山川、雑賀達は菊水特攻隊として芦沢少尉の指揮下に入った。遂に菊水隊に出撃の日が来た。竹と別れの言葉を交した雑賀は班長に連れられて料亭に遊び、芸者澄子と一夜を明かした。明けて八月十五日、日本の無条件降伏が発表された。しかし山川は二時間後に出撃することになっていた。最後の別れに竹とお雛に会いに来た山川は、お雛に胸のボタンを引きちぎって渡して出撃していった。--「これがそのボタン」竹の手にのせられた桜と錨のボタンが一つ、いくたの思いが雑賀の胸を去来した。「貴方は皆の分まで生きなくてはいけない」靖国神社の神殿に二人はいつまでも佇んでいた。

見たい映画に
登録した人
0

作品データ

製作年 1960年
製作国 日本
上映時間 98
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

キャスト

お竹 山田五十鈴
お雛 島かおり
山川道夫 山本豊三
雑賀貞介 三上真一郎
福永和彦 山下洵一郎
武光明 吉野憲司
中西進一 田中晋二
須見英一 鹿島信哉
坂井健三郎 村瀬辰也
板東中尉 高野真二
阿部兵曹長 福岡正剛
芦沢少尉 杉浦直樹
中村大佐 富田仲次郎
飛行長 宮口精二
山川の母・律子 文野朋子
福永の母・ゆき 杉村春子
雑賀の姉・綾子 鳳八千代
芸者・澄子 岸田今日子
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
ジョーカー
ジョーカー

孤独な男が巨大な悪へと変貌していく悲劇の物語をホアキン・フェニックス主演で描く

イエスタデイ
イエスタデイ

『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督がザ・ビートルズの楽曲で綴る物語

ホテル・ムンバイ
ホテル・ムンバイ

インドで起きた無差別テロでホテルに閉じ込められた人質たちの脱出劇を実話を基に描く

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > 予科練物語 紺碧の空遠く