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野坂昭如の同名小説(講談社刊)を、「勝負犬」の藤本義一が脚色し、「座頭市血煙り街道」の三隅研次が監督したコメディ。撮影は「ある殺し屋の鍵」の宮川一夫

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火葬場従業員の伜に生れたガンめんは、仏の心をないがしろにする既製葬儀会社に義憤を感じ、自ら国際葬儀協会を設立した。ガンめんは霊柩車運転手のラッキョウ、役所の戸籍係ジャッカン、美容整形医の先生らとともに、奇抜なアイデアを生かして商売を始めた。デスマスク、死顔美容、テープレコーダーによる遺言吹き込み、あらゆる形式をもつ葬儀方法を武器に、“国葬”は順調に発展していった。ある日、先生が女子大生に手を出し、あげくの果てに中絶手術を施して罪の意識に悩んでいるのをみたガンめんは、水子地蔵の建立を思いついた。マスコミもこの計画に目をつけたため、中之島公園には、身に覚えのある女たちでごった返す有様となった。その後も参拝する人は後を絶たず、賽銭箱はまたたく間に一杯になり、ガンめんたちは大儲けをした。さらにガンめんはテレビで、世界最初の葬儀コマーシャルを流し、おかげで“国葬”の名は全国に広まった。ついにラッキョウ、先生、ジャッカンはサウナ風呂もある葬儀会館を建て、金儲け一途に走って最初の崇高な理想を忘れてしまった。そのためガンめんは三人とたもとをわかって、ひとりで出直す決心をしたのである。ガンめんの計画は、生きている人間の祭典、万博の向うをはって、仏の祭典である葬儀博覧会の開催である。ガンめんは地下に広場をつくって、大阪死八景、棺桶作り、地獄絵作り、など鮮烈な死の世界の再現に打ち込んだ。一方、他の三人は死顔様教団まで作って金儲けに狂奔していた。ある日、地下のガンめんは大衝撃を感じて地上に出た。地上は水爆でも落ちたのか、一面瓦礫と化していた。世界全部が葬博や、と狂ったように叫びながら飛び出したガンめん。その姿もいつしか消えて、あたり一面に死の静寂が包んでいた。

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作品データ

原題 The Funeral Racket
製作年 1968年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 89
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スタッフ

企画 辻久一
原作 野坂昭如
脚色 藤本義一
監督 三隅研次
撮影 宮川一夫
音楽 鏑木創
美術 内藤昭
照明 中岡源権
録音 大谷巖
スチール 大谷栄一
編集 谷口登司夫

キャスト

ガンめん 勝新太郎
先生 伊藤雄之助
ジャッカン 藤村有弘
社長 藤岡琢也
稲垣 財津一郎
トコ 西岡慶子
学生 酒井修
村長 田武謙三
ラッキョウ 多賀勝
米倉 遠藤辰雄
若いパパ 若井はんじ
ダンプの運転手 若井けんじ
女性アナウンサー 曽我町子
中年の男 西川ヒノデ
ゲージ係員 宮シゲオ
現場監督 島田洋介
未亡人 今喜多代
榊原 北村英三
別会社の社長 若宮忠三郎
小学校の教頭 春本富士夫
警官 山本一郎
広告社の部長 伊達三郎
週刊誌の記者 木村玄
少年時代のガンめん 斎藤信也
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