映画-Movie Walker > 作品を探す > 赤い天使

有馬頼義の原作を、「ほんだら捕物帖」の笠原良三が脚色し、「陸軍中野学校」の増村保造が監督したもので、戦争を素材とした限界状況ドラマ。撮影はコンビの小林節雄。成人指定。

4/5
[?]評価方法について
総評価数 9
レビュー 4
投票 5
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 50% (2)
星4つ 100% (4)
星3つ 75% (3)
星2つ 0% (0)
星1つ 0% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

昭和十四年、西さくらは従軍看護婦として天津の陸軍病院に赴任した。その数日後、消灯の後の巡回中、彼女は数人の患者に犯されてしまった。そして、二カ月後、深県分院に転属となった彼女は、軍医岡部の指揮の下で忙しい毎日を送っていた。一つの作戦ごとに、傷病兵は何台ものトラックで運ばれてきた。大手術が毎日のように行なわれ、手術台の傍の箱には切断された手足があふれていた。そんな精神をすりへらす仕事に、岡部軍医はいつしかモルヒネを常用するようになっていた。勤務交代で天津に戻ったさくらは岡部のお蔭で生命が助かったという折原一等兵に会った。そして、哀願する折原のために、さくらはホテルの一室で全裸になった。男の機能を復活させることが、自分の使命だと思ったからだった。しかし、あくる日、折原は病院の屋上から投身自殺を遂げた。再び深県分院に戻ったさくらは、岡部がモルヒネのために不能になっていることを知り、それを治そうと一緒に寝た。さくらは岡部をいつしか愛してもいたのだった。やがて岡部は応急看護班を編成して前線にいくことになり、さくらも行動を共にした。しかし、前線を走るトラックは、まだ目的地に着かないうちに、営林鎮集落で敵の包囲を受けた。しかも、極度に衛生状態の悪い集落ではコレラが発生していた。無線機は故障していた。総ての望みを絶たれた岡部とさくらは、ある日の夜、二人きりで部屋に閉じこもった。岡部は、間もなく禁断症状を起こして暴れたが、さくらは必死になって押えつけ、夜の白む頃まで格闘した。そして岡部が正気に戻った時、二人は激しい抱擁をくり返したが、間もなく、中国軍の攻撃が始まった。そして、圧倒的な中国軍の前に、全員が散っていったのだった。援軍が到着した時、さくらは岡部の死体を抱きしめて倒れていた。

見たい映画に
登録した人
3

作品データ

原題 The Red Angel
製作年 1966年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 95
ソーシャルブックマーク登録
はてなブックマーク
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

監督 増村保造
原作 有馬頼義
脚色 笠原良三
企画 久保寺生郎
撮影 小林節雄
音楽 池野成
美術 下河原友雄
編集 中静達治
録音 飛田喜美雄
スチル 柳沢英雄
照明 泉正蔵

キャスト

西さくら 若尾文子
岡部軍医 芦田伸介
折原一等兵 川津祐介
岩島婦長 赤木蘭子
津留崎看護婦 池上綾子
坂本一等兵 千波丈太郎
野上衛生上等兵 喜多大八
負傷兵 谷謙一
衛生兵 河島尚真
特務曹長 小山内淳
小隊長 仲村隆
看護婦A 竹里光子
看護婦B 松村若代
看護婦C 真杉美智子
看護婦D 有島圭子
兵隊 三夏伸
尖兵中隊の伍長 井上大吾
負傷兵A 後藤武彦
負傷兵B 中原健
負傷兵C 荒木康夫
負傷兵D 南堂正樹
中国人ボーイ 志保京助
患者 飛田喜佐夫
従軍婦A 藤野千佳子
従軍婦B 甲千鶴
従軍婦C 一条淳子
傷病兵 佐山真次

レビュー

リアル過ぎる戦争映画

投稿者:たっかん

(投稿日:2013/02/03)

戦場に送り込まれた従軍看護婦の過酷な状況を描いた映画。 増…

[続きを読む]

支持者:0人

一途な愛の記録

投稿者:Dorothy

(投稿日:2008/06/19)

私は10代の頃から、ずっと増村保造の映画に注目し、彼の映画を…

[続きを読む]

支持者:1人

最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > 赤い天使