映画-Movie Walker > 映画作品を探す > この声なき叫び

西村京太郎原作“四つの終止符”を「女嫌い」でコンビの柳井隆雄石田守良今井金次郎が共同で脚色「孤独」の市村泰一が監督したシリアスドラマ。撮影は「落第生とお嬢さん」の小原治夫

0/5
この作品はまだレビュー・投票されていません。
ぜひ最初のレビューを投稿してください。
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ
星4つ
星3つ
星2つ
星1つ

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

佐々木晋一は、生れながらにして耳が聞こえないという不幸を背負い、病弱な母との生活を支える工員であった。不幸に閉された晋一の心は、工員相手のバーに勤める石母田幸子に出会って、わずかに明るさを加わえた。そんな晋一を誰よりも喜んだのは母の辰子であった。晋一が幸子から母の好物を買うようにともらった金で、ワカサギを買ったその日、辰子は白い汚物を吐いて死んだ。原因は晋一の与えた栄養剤の中に砒素が入っていたのだ。晋一は母親殺しで逮捕された。たどたどしい言葉で、耳の聞えない晋一に、訴えるすべはなく、同情を寄せる者もなかった。だが幸子と聾学校長館野、教師だけは晋一の無実を信じていた。幸子は貯金を使って、宝井弁護士を雇った。刑事の執拗な追求にも幸子は晋一をかばい続けた。幸子には晋一と同様不幸な弟がいた。そして弟は交通事故で即死していたのだ。宝井弁護士は被告人を救う道は「母を安楽死させたと言わせることだ」と言った。無罪を信じながらも、晋一を救うために、幸子は晋一に自白をすすめた。信頼する幸子にも自分の心は解ってもらえない……そんな自分に孤独を感じた絶望感で晋一は独房で自殺をはかった。自責の念にかられた幸子はこの事件に真剣にたちむかった。一方、新聞記者古賀は、薬剤師樫村富子の夫雄介に目をつけていた。学歴もなく出世の望みのない夫が、妻の財産に目をつけて妻の栄養剤に砒素を混入した。その犠牲が思いがけなく辰子となったのだ。幸子の執念はこの事実をつきとめた。無罪が確定した晋一の耳に「君を心から信じている人々が多くいる」と読みあげる裁判長の言葉が虚しく響いた。だが幸子の真心に触れた時、晋一の心は初めてやわらいでいった。

見たい映画に
登録した人
1

作品データ

原題 The Soundless Cry
製作年 1965年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 100
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

キャスト

石母田幸子 香山美子
佐々木晋一 田村正和
松浦時枝 南田洋子
古賀 園井啓介
佐々木辰子 荒木道子
田辺ウメ 菅井きん
大坪 志村喬
館野 笠智衆
城東署々長 野々村潔
木崎警部補 高野真二
田島刑事 庄司永建
広瀬刑事 宗方勝巳
聾学校教師 倍賞千恵子
樫村雄介 丹英二
樫村富子 木村俊恵
北見徳助 山本幸栄
宝井清太郎 北村和夫
町工場の工員 林家珍平
町工場の工員 吉野憲司
町工場の工員 田原弘二郎
クリーニング屋 青山宏
たばこ屋のお内儀 水木涼子
陶東飯店主人 中田耕二
町村 世志凡太
裁判長 信欣三
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
サーホー
サーホー

『バーフバリ』シリーズのプラバースが主演を務めたインド発のクライムアクション

ジョン・F・ドノヴァンの死と生
ジョン・F・ドノヴァンの死と生

人気俳優の死の真相に迫る物語を描いた『マイ・マザー』のグザヴィエ・ドラン監督作

弥生、三月 -君を愛した30年-
弥生、三月 -君を愛した30年-

遊川和彦監督・脚本×波瑠&成田凌W主演で30年に及ぶ男女の愛を紡ぐラブストーリー

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 映画作品を探す > この声なき叫び