TOP > 上映中の映画作品を探す > 「可否道」より なんじゃもんじゃ

獅子文六原作“可否道”より「真赤な恋の物語」の白坂依志夫が脚色、「無宿人別帳」の井上和男が監督した喜劇。撮影は、「女弥次喜多 タッチ旅行」の堂脇博

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中年増でTVタレントの坂井モエ子は、八つも年下の塔之本と結婚している。塔の本は劇団“新汐”の舞台装置家であるが収入は少く、モエ子が彼の面倒をみていた。二人はコーヒーによって結ばれた。モエ子はコーヒー通の集る「可否会」のメンバーで、コーヒーを入れる技術は菅会長も及ばないほどだった。それに塔之本は無類のコーヒー好きであった。だが、こんな二人にも危機がやってきた。塔之本の関心が新汐の研究生アンナに移っていったからだ。モエ子は切札として塔之本との訪欧計画を持っていた。というのは、ある食品会社から、インスタント・コーヒーのCMタレントとしてモエ子に欧州へ打ってもらいたいという話があったからだ。仕事の方も順調で彼女が初めて主役をやる「妻の告白」の前評判もなかなかよかった。そんなある日、塔之本はアンナのところへ走った。そして、数日後、「妻の告白」にアンナが出演することが発表された。悶悶とするモエ子は、当然のように「妻の告白」では無残だった。反対にアンナの人気は素晴しかった。失意のモエ子に菅会長との縁談が持込まれた。可否会の大久保画伯、中村教授、春遊亭珍馬等のはからいである。一方、アンナと同棲した塔之本は、相変らず女に扶養される立場で、果てはアンナに逃げられてしまった。彼は再びモエ子の前に現われた。そこには管会長も来ていた。菅はモエ子に愛するとは言わず、可否会発展のために結婚してくれといい、塔之本は、うまいコーヒーをのましてくれるならもう一度結婚したいとモエ子に言った。二人の話を聞いたモエ子は何も言わなかった。数日後、モエ子は自費でヨーロッパへ旅発っていった。

作品データ

製作年 1963年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 109
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スタッフ

製作 佐々木孟
原作 獅子文六
脚色 白坂依志夫
監督 井上和男
撮影 堂脇博
音楽 山本直純
美術 梅田千代夫
照明 飯島博
録音 新楠元
編集 浜村義康

キャスト

坂井モエ子 森光子
塔之本勉 川津祐介
丹野アンナ 加賀まりこ
菅会長 加東大介
中村教授 松村達雄
大久保画伯 宇佐美淳也
春遊亭珍馬 五代目柳家小さん
飯島 長門裕之
中野ディレクター 川辺久造
鈴木ディレクター 水島弘
アンナの伯母 清川虹子
篠万里江 中川弘子
深井 穂積隆信
二本柳 和田周
伍堂 望月舜
福田 和地広幸
安倍 松崎真介
大木咲子 沢村貞子
柳ゆき枝 桜むつ子
岸田葉子 中村たつ
黒井 浜田寅彦
佐々 土紀洋児
テレビ・ドラマのモエ子の旦那役 須賀不二男
前衛写真家太田 津川雅彦
テレビ作家赤島 青島幸男
食品会社専務矢頭 三井弘次
作家石川 白坂依志夫
竹中 桂小金治
春遊亭頓馬 十代目柳家小三治
春夏秋冬の名士たち 徳川夢声
春夏秋冬の名士たち 渡辺紳一郎
春夏秋冬の名士たち 奥野信太郎
春夏秋冬の名士たち サトウハチロー
春夏秋冬の名士たち 近藤日出造
飯島の妻 千村洋子
鴨下 三上真一郎
村木 北竹章浩
高畑 竹脇無我
アシスタント・ディレクター 河原崎次郎
ヌード・モデル 松井康子
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2020/10/26更新
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