映画-Movie Walker > 作品を探す > あの橋の畔で 完結篇

前作に引続き菊田一夫の原作を野村監督、安部漠、「下町の太陽」の山田洋次が脚色、「拝啓天皇陛下様」の野村芳太郎が監督したメロドラマ。撮影はコンビの川又昂

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不倫を口実に五百万円の慰謝料を請求された葉子のために、光晴はかねてから頼まれていた北海道での仕事を引き受けて金を借りた。それで示談に出来ると聞いて彼は任地へ発っていったのだが、離婚を条件にと聞いた信介は行方をくらませてしまった。光晴からチカ坊の祖父が函館にいるとの知らせで、葉子は北海道に旅立った。ある日葉子は街でタクシーの運転手をしている信介と出逢った。札幌で会った女時子と一緒になり真面目に暮しているという信介と話している最中に、葉子は激しい頭痛に襲われ病院にかつぎこまれた。病名は脳腫瘍、信介は入院した葉子に離婚届を手渡し、二人の幸せを言づけていった。容態が悪化した葉子は東京の大学病院で手術を受けたが、生命はあと二年位と担当の沖教授に宣言され、光晴は呆然とした。だが葉子には打ち明けず、残された二人の幸せを築こうと光晴は結婚を決意した。やがて葉子と光晴の結婚式が挙げられ、幸せな毎日は夢のように流れていった。だがその中にも真実を話し合えぬ光晴は日夜苦しんだ。結婚一年半、精密検査を受けた葉子は全快を告げられた。光晴は天にも登る気持であったが、これは神経的に参っている彼をいたわる沖教授のいつわりの証言であった。結婚二周年を迎えた春、美しく装った葉子を中心にみんなを招待したパーティが開かれた。ピアノをひく葉子、その体に変化が起りつつあることなど見守る一同にはうそとしか思えなかった。沖でさえも奇蹟が起きたのではないのかと思うのだったが……。

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作品データ

製作年 1963年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 90
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スタッフ

監督 野村芳太郎
製作 杉崎重美
原作 菊田一夫
劇化 岡田教和
撮影 川又昂
音楽 古関裕而
美術 宇野耕司
編集 浜村義康
録音 栗田周十郎
スチール 赤井博且
照明 三浦礼

キャスト

葉子 桑野みゆき
菅野光晴 園井啓介
沢野信介 穂積隆信
沢野信江 沢村貞子
藤川俊春 山内明
藤川綾 千之赫子
町田トキ 左幸子
伊村謙作 西村晃
葉子の父 加藤嘉
東洋軽金属社長 石黒達也
田代弁護士 佐藤慶
神崎弁護士 大森義夫
沖博士 神山繁
立花博士 北村和夫
隣の奥さん 市原悦子
信介の女 富永美沙子
チカ坊の祖父 花澤徳衛
祖父の友人 松本染升
沢野家女中 白川恵子
デパート係員 大泉滉
アパートの女 国景子
北海道の医師 玉川伊佐男
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