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橋本忍のオリジナルシナリオより「娘と私」の堀川弘通が監督した推理ドラマ。撮影は「ぶらりぶらぶら物語」の村井博。第37回キネマ旬報ベスト・テン第9位。

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目黒の高級住宅街で殺人事件が起った。被害者は城南弁護士会会長宗方治正の妻靖江で、発見者は夜間学校から帰宅した女中のきよだ。捜査一課の厳重な警戒網が布かれた結果、前科四犯脇田が現場附近の不審尋問に引っかかり、宗方邸へ強盗に押し入ったことを自供した。事件担当検事落合の尋問に脇田は殺人を自白した。死刑廃止論者の宗方は、助手の浜野とともに脇田の弁護をかってでた。浜野は新進気鋭の弁護士で学生時代から宗方夫妻の世話をうけていた。この浜野と靖江の間には、彼が書生として住みこんでいた頃から関係があった。しかし、その浜野には、製鋼会社会長村松の娘由紀との縁談が起った。嫉妬に狂った靖江は由紀に二人の関係を告げると言い出したため、浜野は夢中で靖江の首をしめたのだった。浜野は脇田が捕まってはじめはよろこんだが、日がたつにつれて良心の呵責に苦しんだ。果ては、落合に必要以上に脇田の無罪を主張した。落合は浜野の妙にからんだ言葉に疑問を持ち、極秘裡に補充捜査をすることになった。その間、脇田は法廷で死刑の論告を言い渡されていた。そんな頃、浜野が真犯人であるという証拠物件の数々が捜査一課に集った。その証拠の前に浜野は、殺人事件を自白した。落合のメンツを捨てた再調査の、勇気と信念に対して、マスコミは一斉に拍手を送った。ところが石川公一という一人の見知らぬ男からの手紙によって、事件はまたもや意外なところに波及した。九時二十八分に電話したとき話中であったため、電話局で調べてもらったところ、女の声で応答があったというのである。浜野は絞殺して九時には宗方邸を出ているのである。失神状態を死んだと断定して逃げたのであった。脇田はその後に押し入り、さわがれて殺したのであった。検察庁はマスコミに徹底的に叩かれた。落合は宮崎に左遷されることになった。

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作品データ

原題 Pressure of Guilt
製作年 1963年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 113
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スタッフ

監督 堀川弘通
製作 佐藤一郎椎野英之
脚本 橋本忍
撮影 村井博
音楽 武満徹
美術 水谷浩
録音 原島俊男
スチール 中山章
助監督 松本あきら
照明 比留川大助
整音 西尾昇
製作担当者 西村達

キャスト

落合克巳 小林桂樹
浜野一郎 仲代達矢
脇田正吉 井川比佐志
宗方治正 千田是也
村松 三島雅夫
宮本 東野英治郎
岩崎 山茶花究
村松由紀 大空真弓
宗方靖江 淡島千景
落合知子 乙羽信子
高倉美代 小林哲子
明美 木村俊恵
ちよみ 野村昭子
キヨ 菅井きん
大井房子 岩崎加根子
大沢 近藤洋介
深田 中原成男
久保 守田比呂也
落合強 榊原秀春
落合規子 渡辺喜世子
推理小説家 松本清張
法医学教授 稲葉義男
東京地裁の裁判長 山田清
ラジオ屋の店員 東野英心
宗方邸前の警官 神山寛
検察庁・事務員 内田透
都電の車掌 佐伯赫哉
裁判所の廷吏 中野伸逸
煙草屋の女店員 谷育子
烏森旅館の女中 秋好光果
銀座のバーの女A 伊藤弘子
銀座のバーの女B 中村たつ
銀座のバーの女C 賀来敦子
筆跡鑑定人 横森久
平尾 西村晃
矢野 浜村純
吉岡 小沢栄太郎
高原 永井智雄

レビュー

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投稿者:たっかん

(投稿日:2015/05/02)

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