映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 黒の報告書

江戸川乱歩賞を獲得した佐賀潜原作「華やかな死体」より「御身」の石松愛弘が脚色、「女の一生(1962)」の増村保造が監督したスリラーもの。撮影はコンビの中川芳久

4/5
総評価数 2
レビュー 1
投票 1
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 100% (1)
星4つ 25% (0)
星3つ 25% (1)
星2つ 0% (0)
星1つ 25% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

或る夜、富士山食品の社長柿本高信は自宅の応接間で殺害された。家族は後妻みゆきと、舞台演出家の富美夫という息子だけだった。現場に立合った千葉地検の若い検事城戸は、次席検事の鳴海から、必ず有罪の判決を取るよう命じられ、成功すれば東京への栄転をほのめかされた。まず、社長秘書の片岡綾子が調べられた。綾子は社長の愛人であり、犯人は人見十郎で後妻のみゆきと共謀した上の殺害だという。次に調べた中野経理部長の証言から城戸は、柿本社長が二、三千万円の浮貸しをやっていたことを知った。有力な容疑者である深町商事の営業部長人見十郎は、津田部長の探りから、兇器である青銅の壷についていた指紋と一致したことが判明され、直ちに拘引された。人見は富士山食品を馘にされた男で、みゆきとは待合でしばしば逢引きしていたとの情報もあった。人見は事件当夜のアリバイを主張したが、それもすぐ嘘とバレてしまった。しかし、人見は頑強に犯行を否定していた。やがて人見には山室という老巧の弁護士がついた。山室は、深町商事が浮貸しをかくすためにやとったのだ。山室はみゆきと人見が逢引きした料亭に出かけ、融資を種に何事かを囁いた。綾子には一千万円の通帳をみせ、そして柿本社長の弟には借金の五百万円の肩代りを種に……。公判の日がやって来た。証人のほとんどが、調査と違った証言をはじめた。頼りの証人綾子までが反対の証言をした。人見は無罪になった。城戸は青森地検に左遷と決まった。城戸はその最後の日まで、津田と目撃者の線を洗った。その最後の日、ついに二人は人見が血だらけの姿で、柿本家の庭から逃げだしたという証人を見つけだした。そこへ綾子も飛びこんで来た。偽証罪であげてくれというのであった。だが、事件はすでに城戸の手を離れていた。先輩の草間検事が山室、人見を絶対に追いつめると約束した。城戸は津田の見送りをうけて淋しく発っていくのだった。

見たい映画に
登録した人
1

作品データ

製作年 1963年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 92
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

監督 増村保造
原作 佐賀潜
脚色 石松愛弘
構成 増村保造
企画 塚口一雄藤井浩明
撮影 中川芳久
音楽 池野成
美術 間野重雄
録音 渡辺利一
スチル 大葉博一
照明 渡辺長治

キャスト

城戸明 宇津井健
片岡綾子 叶順子
人見十郎 神山繁
草間検事 高松英郎
柿本みゆき 近藤美恵子
山室竜平 小沢栄太郎
鳴海検事 見明凡太朗
中里常子 弓恵子
津田進作 殿山泰司
息子富美夫 仲村隆
大庭検事正 伊東光一
深町源造 高村栄一
中野亘 潮万太郎
峯島たつ 緋桜陽子
望月ハナ 須藤恒子
柿本源太郎 上田吉二郎
須藤警部補 中条静夫
瀬川刑事 山中雄司
江崎裁判長 大山健二
雨宮事務官 武江義雄
寺山雄吉 渡辺鉄弥

レビュー

大映「黒シリーズ」の第2作目

投稿者:たっかん

(投稿日:2015/10/31)

ある資産家が殺されて、若い妻には愛人の秘書(叶順子)が居て、…

[続きを読む]

支持者:0人

最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

DCコミックスの人気キャラクター、ハーレイ・クインを主人公に描くアクション

三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実
三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実

1969年の東大全共闘との討論会を通して作家・三島由紀夫の生き様を浮き彫りにする

ジュディ 虹の彼方に
ジュディ 虹の彼方に

ミュージカル女優ジュディ・ガーランドの実話を基にレネー・ゼルウィガー主演で映画化

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 黒の報告書