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「私と私」の笠原良三のオリジナル・シナリオを「この日美わし」の八木美津雄が監督した歌謡ドラマ。撮影もコンビの平瀬静雄

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大学の先輩である“週刊トップ”の佐々編集長の世話で徳宮は宇津見製薬に、神保は浮田酒造に採用された。宇津見社長と浮田社長は同じビルに事務所をかまえ「酒はのむべし、のんだあとは“ヨイサメール”」のキャッチ・フレーズのもとに事業提携をしている仲であった。就職を祝って、下戸の徳宮と神保はしるこやで祝杯ならぬ祝椀をあげた。そこで知りあったシャンソン歌手の咲子に二人はすっかりイカレてしまったが、彼女が浮田社長の令嬢であるとは知るよしもなかった。発明狂の宇津見社長夫人、紅子のアイデア熱はとどまるところを知らず、今度は酒が嫌いになる薬“ワインキラー”の製造にのり出した。提灯もちの佐々は夫人に人体実験をすすめ、烈火のごとく怒った浮田社長をさかんにあおってワインキラーのきかない酒を売り出すようにすすめて多額の広告料をせしめた。両社の仲は日に日に悪化し徳宮と神保を嘆かせた。佐々はテレビの会社対抗芸能コンクールに両社をかみあわせることを企画し、又々両社はエキサイトした。トレーニングの監督にされた神保が大童の間に、徳宮は咲子をナイトクラブに誘った。この夜から、二人の友情にもひびが入り、冷戦が続いた。コンクールの当日、客席では派手な応援合戦がくりひろげられ、両社の楽屋はテンヤワンヤ。そこへ宇津見社長の二号さんまで飛びこんできたので会場は収拾のつかないことになった。この騒ぎが原因で徳宮と神保は転勤を命ぜられたが、これを知った咲子は二人のために奔走した。もともと無二の親友だった両社長の争いも終止符をうち、万事メデタシ、メデタシとなったのである。

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作品データ

製作年 1962年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 82
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スタッフ

監督 八木美津雄
製作 小倉武志
脚本 笠原良三
撮影 平瀬静雄
音楽 木下忠司
美術 熊谷正雄
編集 杉原よ志
録音 中村寛
スチール 梶本一三
照明 津吹正

キャスト

浮田左市 小川虎之助
宇津見寛三 益田喜頓
佐々進 長門勇
徳宮宗太部 吉田輝雄
神保三郎 石浜朗
宇津見紅子 宮城千賀子
一ノ瀬課長 一竜斎貞鳳
女中八重子 若水ヤエ子
浮田咲子 鰐淵晴子
山田記者 江戸家猫八
高見圭子 国景子
先輩社員・小林 三遊亭小金馬
村瀬課長 永井達郎
洋子 三原葉子
大学生 守屋浩
お富を演ずる男 大泉滉
講師・戸谷 トニー谷
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