映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 天下の御意見番

「美男の顔役」の小国英雄のオリジナル・シナリオを「維新の篝火」の松田定次が監督した時代劇の娯楽篇。撮影もコンビの川崎新太郎

2/5
総評価数 1
レビュー 0
投票 1
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ 100% (0)
星4つ 25% (0)
星3つ 25% (1)
星2つ 0% (0)
星1つ 25% (0)

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

外様大名と旗本が年始の挨拶に登城する正月二日、旗本鮫洲重左衛門と松江城主堀尾因幡守の行列が先を争って大喧嘩を始めた。本多、青山、酒井の三老中が大名びいきのため、重左衛門は閉門五十日のうえ半知取り上げ、一方の因幡守は謹慎三日という片手落ちの断が下された。「天下の一大事!」と名物男一心太助が駿河台の大久保邸に駈け込み、重左衛門は切腹寸前、彦衛門に助けられた。怒ったのは旗本六方組の面々で、加賀爪甚十郎らは因幡守邸に殴り込みをかけようと戦闘準備を開始した。いきり立つ一同を説得した彦左は、直接家光にこの片手落らの裁きを諌めようと思うが若年寄松平伊豆守にさとされた。折も折、彦左邸へ大阪の米問屋灘波屋の娘お遊が押しかけ女房としてやってきた。灘波屋は大阪の陣で将軍に援助した恩人だから、追い帰すこともできない。その頃、吉原の妓楼では因幡守を中心に、熊本城主加藤待徒、唐津城主寺沢志摩守、本多家の家老竹内金兵衛が倒幕の密議をこらしていた。女中からそれを聞いた太助と六方組の面々は帰途、金兵衛を捕えた。ところが敵もさる者、重左衛門の赦免と引きかえに、旗本の駕篭登城禁止という手に出た。お遊の思いつきでタライ登城に鼻をあかされた上野介らは、彦左が無役のため事毎に楯つくのにちがいないと思い、十万石大名の役目に当たる大手三門の警備役を仰せつけ、金しばりにしようと図った。苦境に追込まれた彦左に十万石を投じてくれたのは、家光の叔父で副将軍水戸頼房である。彦左は命をかけて大名と旗本の確執を取り除こうと決心した。ある日、因幡守の横車をはねつけたことから、彦左は切腹を命じられた。駿河台の屋敷で別れの戦場鍋に舌鼓をうっていると、仲間に入れてくれと二人の旗本がきた。家光と伊豆守である。家光は金兵衛の自白書から閣老の陰謀を知り、彦左に詑びにきたのである。伊豆守も自分の信念が閣老に利用されたことを知り家光の供をしてわびに来たのであった。一向に知らぬ太助は「旗本も知らぬ将軍に旗本の気持がわかってたまるか!将軍は、バカヤローダ!」とわめき散らすのだった。家光の眼が涙で光った。「爺よ、許せ」の言葉に彦左の肩が大きくゆれた。

見たい映画に
登録した人
0

作品データ

製作年 1962年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 92
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

企画 玉木潤一郎中村有隣
脚本 小国英雄
監督 松田定次
撮影 川崎新太郎
音楽 富永三郎
美術 川島泰三
照明 中山治雄
録音 東城絹児郎
スチール 江崎洋
編集 河合勝巳

キャスト

大久保彦左衛門 月形龍之介
一心太助 松方弘樹
徳川家光 北大路欣也
加賀爪甚十郎 木村功
お遊 丘さとみ
お仲 桜京美
笹尾喜内 薄田研二
鮫洲重左衛門 山形勲
坂部三十郎 菅貫太郎
近藤登之助 尾上鯉之助
三浦小次郎 戸上城太郎
水野十郎左衛門 津村礼司
渡辺半蔵 加藤浩
兼松又四郎 南郷京之助
神谷伊織 徳大寺伸
金丸大学 月形哲之介
松平伊豆守 片岡千恵蔵
本多上野介 小沢栄太郎
竹内金兵衛 香川良介
堀尾因幡守 原健策
加藤待徒 沢村宗之助
寺沢志摩守 北竜二
青山図書頭 三島雅夫
酒井備後守 有馬宏治
堀田加賀守 関根永二郎
島津宰相 明石潮
宗和 伊東亮英
お花 高橋漣
堀尾家家臣 高松錦之助
鮫洲家供先 藤木錦之助
奏者番 中村錦司
番士 中村時之介
加賀爪家用人 源八郎
仲居 富永佳代子
男衆 大里健太郎
町人 団徳麿
町の女A 赤木春恵
町人A 疋田圀男
町人B 大東俊治
町人C 若井緑郎
町人D 尾上華丈
町人E 島田秀雄
町の女B 大江光
町の女C 山田光子
高家A 那須伸太朗
高家B 丘郁夫
太夫A 玉喜うた子
太夫B 条ちづる
太夫C 紙屋みどり
太夫D 菊村光恵
水戸頼房 市川右太衛門
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

見て良かったランキング
僕と世界の方程式
僕と世界の方程式

国際数学オリンピックで金メダルを目指す少年の姿を描く実話ベースの青春ストーリー

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 映画作品を探す > 天下の御意見番