映画-Movie Walker > 作品を探す > 狂熱の果て

秋本まさみの原作を新人、山際永三山田健が共同でシナリオを執筆。山際永三が第一回目監督したハイティーンの生活ドラマ。撮影は岡田公直

この作品はまだレビュー・投票されていません。
ぜひ最初のレビューを投稿してください。
投票する

星の内訳はレビューと
投票の合計数です

レビューを見る

星5つ
星4つ
星3つ
星2つ
星1つ

映画のストーリー結末の記載を含むものもあります。

高校生のミチとアキ子は終夜営業のレストラン〈六本木〉でK大レスリング部の健次やトランペット吹きの陽二達と知り合った。ミチの父は元戦犯で今は病床にあったが、同じ戦犯で絞首刑になった北の遺児茂を引取ってK大に通わせていた。ミチの母は彼と不倫な関係を結んでいたが、彼はミチにも欲情の眼を向けていた。こうした歪んだ環境への反抗からミチは六本木族と呼ばれる無軌道な青春グループに加わるようになった。ある日ミチの父はガス自殺を計って入院した。家をとび出したミチはアキ子と共に瞬間の刺戟を求めたが心の中は満たされなかった。K大レスリング部の会が催された日、ミチは茂の申込を断って中年の男と踊ったためキャバレーの女に因縁をつけられ、止めに入った陽二が女を殴ったことからボーイとグループの乱闘になって陽二は怪我をした。いつもと違う陽二の逞しさに惹かれたミチは、その夜彼とホテルで過した。入院していた父が飛降り自殺したのはそれから間もなくのことだった。グループが葉山にある健次の父の別荘へドライブする途中健次と陽二、茂の乗ったスポーツカーが老婆を轢き殺した。車の前に立ちはだかった老人も突き飛ばされて海へ転落した。ジャズと淫らな遊戯と無秩序な愛撫、別荘の生活は狂っていた。ミチのことから茂と陽二は争った。ある晩、茂に挑まれたミチは庭隅に転がされた。その時、陽二が飛びこんできた。「殺してやる」陽二は気の狂ったように茂を殴りつけた。二人っきりで陽二とミチはモーターボートで沖へと走り続けた。彼はこのままミチと死にたかった。ミチは死ぬのはいやだ、茂を憎み続けるといった。茂の偽証で陽二は轢き逃げ犯人として逮捕されたが陽二は警察から脱走した。陽二はミチに会いたいと電話したがミチはその場所を110番へ連絡した。ミチは今までとは違った生き方をしなければいけないのだと思った。ミチが健次の家へ行ったとき、茂は明るく笑いながらテニスをしていた。ミチは茂に近づくと持っていたナイフを彼の胸に突き刺した。茂は死んだ。憎悪に眼をかがやかせ、ミチは健次に向っていった。健次はラケットでミチを殴り倒すと、ナイフをもぎとって遠くへ投げた。ミチは芝生に倒れたまま動かなかった。投げられたナイフにチカチカと太陽が光っていた--。

見たい映画に
登録した人
0

作品データ

製作年 1961年
製作国 日本
配給 大宝
上映時間 78
ソーシャルブックマーク登録
はてなブックマーク
twitterでつぶやく
facebookでシェアする

スタッフ

監督 山際永三
製作 佐川滉
原作 秋本まさみ
脚色 山際永三山田健
撮影 岡田公直
音楽 林光
美術 宮沢計次
録音 竹口一雄
スチル 吉田基芳
照明 矢口明

キャスト

牧野ミチ 星輝美
野村健次 松原緑郎
のり子 松浦浪路
中岡陽二 藤木孝
北茂 鳴門洋二
アキ子 秋本まさみ
ユリ 沢村みつ子
アケミ 柏木優子
川村真紀子 奈良あけみ
歌手 井上ひろし
ユキオ 大谷くにお
サチコ 橘恵子
よしえ 渚三枝
トミ 中野恭子
タカシ 薬王寺忠
ヒロシ 桂小竹
ミノル 溝口幸二
五郎 中岡太郎
ミチの父親 中村彰
ミチの母親 利根はる恵
看護婦 宮田文子
女給 上野綾子
刑事 原聖二
車に轢かれる漁婦 五月藤江
殺される老漁師 山口多賀志
野村貞之助 堀雄二
宣伝部長 高橋政雄
最近チェックした映画館・映画
おすすめ特集

おすすめ情報

Facebook&Twitter
MovieWalker_Facebook MovieWalker_twitter

映画-Movie Walker > 作品を探す > 狂熱の果て