映画-Movie Walker > 作品を探す > 性生活の知恵 第二部

前作に続き桜井康裕が脚色し、「犯行現場」の阿部毅が久々に監督。撮影は「命みじかし恋せよ乙女」の宗川信夫。第二部はホームドラマの形式をとりながら性の問題を描いている。

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吉川政之はもと官吏だったが今はある会社の守衛である。彼の家には妻と洋一、文子の長男夫婦、新婚の久夫、敏江の次男夫婦と、目下恋愛中の三男祐三が雑居している。その上、結婚生活のいさかいから子供を連れて長女美佐子までが同居してきた。久夫たち若夫婦はまだ一泊を残して新婚旅行から帰って来た。政之たち老夫婦は旅先で何かあったのではないかと心配したが、その原因も初夜における久夫のふと洩らした言葉使いの不注意とあって、この新婚夫婦はすべてを諒解し合ったが、狭い家の部屋作りだけが心配の種である。ある日、美佐子の夫奥野が彼女を迎えに来たが、夫の浮気を許せない彼女は頑として帰ろうとしない。一方、久夫は共稼ぎの敏江が妊娠と知ってあわてた。かといってアパートを借りるには経済が先に立ち、政之老夫婦は、切実に家の問題に頭を悩ました。ところが三男祐三は、兄達の苦労も何処吹く風、女子学生ひろみと、友人のアパートを留守の間だけ借りて同棲生活を楽しんでいる。洋一は同業者の集いを妻にせがまれ、温泉旅行に同行したが、所詮は酔払いの集まり、夫婦だけの楽しみを望んだ文子の考え方にムリがあった。そのせいか、早々家に帰った文子は、居候で低姿勢の美佐子とささいなことから口論。はては敏江までその渦にまきこまれるしまつだった。そんなことから家中の空気はとげとげしくなった。そんな時に、裕三とひろみの心中事件が突発した。裕三はひろみを真底から愛していた。不真面目な愛情関係でなかっただけに、裕三に対する周囲の眼は暖かった。この事件は吉川一家に不安と驚きを与えたが、これを機に再出発の兆しが見えはじめた、洋一はマーケットの出店の方に移っていった。敏江は勿論、久夫の子を産むだろう。政之老夫婦はこれからの老後を楽しんで送るだろう。美佐子は夫の許に帰るのがやはり妻の幸福だと心に決めるのだった。

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作品データ

製作年 1961年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 64
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スタッフ

監修 謝国権阿部毅
原作 謝国権
脚色 桜井康裕
企画 川崎治雄竹谷豊一郎
撮影 宗川信夫
音楽 大沢保郎
美術 井上章
録音 三橋真
照明 田熊源太郎

キャスト

吉川政之 南方伸夫
吉川くに江 耕田久鯉子
吉川洋一 早川雄三
吉川文子 市田ひろみ
吉川久夫 山中雄司
吉川敏江 三浦友子
吉川祐三 大庭健次朗
美佐子 目黒幸子
奥野 村上不二夫
悦子 小河原一美
大崎ひろみ 山中和子
園子 竹里光子
川口俊介 山口健
菊江 左川由女
芳枝 花井弘子
館岡 当銀長次郎
杉原 川畑愛光
アパートの管理人 高見貫
中年の男 中田勉
芸者 浜美奈子
ナレーター 松村達雄
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